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カテゴリ:フランス社会
日本でも報道されているのでご存知かと思いますが、パリでシャーリー・エブドという新聞の編集部が襲われるテロが起きました。
ジャーナリストや警官12名の方が亡くなった、非常にショックの大きいテロです。 個人的にはシャーリー・エブドを読んだことはないのですが、左系で風刺をきかせたイラストが特長で、イスラム教を風刺的に描いたイラストのせいで、以前にも編集部が襲われたことがある新聞ではあります。 フランスの場合、新聞も雑誌も左、右など政治的傾向が比較的はっきりしていたり、風刺イラストや人形を使って、ニュースを斬り、風刺するスタイルもジャーナリズムの手法としてよく使われています。 それもジャーナリズムの形、それも報道の自由なのです。 報道内容に抗議があるなら、正当な方法で抗議すればいい。テロなんて許せないです。 今夜はフランス各地で犠牲者の方の追悼集会が開かれたようです。ニュースでやっていたパリのレピュブリック広場も多くの人が集まっていました。 トゥールーズも3年前にユダヤ人学校が襲われるテロがあったので、そのせいもあるのか、トゥールーズの追悼集会も多くの人が集まっていたそうです。 メディアが、編集部がテロリストに襲われるという、ジャーナリズムがターゲットにされたテロでもあり、被害者が知人だった人も多いのだと思いますが、特集番組のアナウンサーも、コメントするジャーナリスト達も、みんな表情の陰にショックが垣間見えていました。 報道の自由が侵されということは、民主主義の国であってはならないことです。 犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月08日 06時55分04秒
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