GSX-R1000 VTR1000F ファイアーストーム ツーリング & 日記帳

2019/07/03(水)22:55

すげー久しぶりに観てみた

映画(41)

 今日も帰りは雨。この週末も梅雨らしい雨だったので、特に出かける用事もありませんでした。土曜日の習い事のテーマが日本の伝統的な文化って何?という話題の深堀。 題材はベタです。例えば富士山、日本庭園、温泉、お米、などなど。ただ問題は、なぜそれが日本人のエッセンスとなっているかをディスカッションするというもの。  日本人同士だと、こういう話題はつながりにくいです。それが当たり前だと思っているからー、というのと、英語で話す語学力がない・・・。今のネイティブの講師はブロンドのカナダ人。とってもフレンドリーな女性。今回のレッスンもいろいろ日本について知りたくて、次から次へと質問。彼女の大きな瞳が興味の深さを物語ってました。彼女の口から、SAMURAI、Edo era(江戸時代)なんて言葉が出てきました。ネイティブの人も結構家康の名前は知ってます。じゃあ、ノブナガを知ってますか、って聞いたら、 「ノー。」  という答え。彼は封建社会を壊そうとした改革者みたいなひとだー、と教えてあげたらとっても興味深そうでした。  で、ふと思った、日本社会に異文化のひとが放り込まれたらどうなるかー。レッスンから帰って無性に見たくなった映画、ラストサムライ。 この日のレッスンにぴったり。オールドファッション・ジャパン、たどたどしい語学力でコミュニケーション。まさにこの映画にオールインワン。劇場でみたのはすでに16年前?その当時は、日本を曲解、妄想した安いテイストの映画だと思った節が正直あります。  でも、見直してみたら、いい・・・。すごくいい・・・。確かに誇大妄想はあるけど、こちらが拡大解釈して拾いに行けば、穢れに対する畏れ、その中にも敬いを忘れない美徳がにじみ出てました。  海外のひとが、こうあってほしい日本、を具現化したんだと思います。忍者を題材にしなかったのが正解。  なによりトム・クルーズがかっこよすぎという。今も現役バリバリ俳優さんですが、この頃がひとつのピーク?この武者姿には世界中の女性が卒倒したと思います。  ちょっと幕末過ぎの甲冑にしては、古式すぎ?江戸時代は内戦があまりなかったから武具も進化しなかったかもですが、さすがに近代は機動性を重視する志向に移っていたんじゃないかと思います。  忠臣蔵だって鎖帷子。新選組も甲冑は着てないし、白虎隊だって衣に見えます。でも、あれか?切り結ぶ時間が短いアサシンみたいな方々だから、スピード重視でいいのかも。相手も軽装だし。まあ、それでもこの映画の甲冑も、西洋のそれに比べたら動きやすそう。 太陽公園でみた西洋のプレートアーマー。ほんと、思想の違いがはっきり分かります。きれいな映像の映画でしたが、やっぱりDVDは今の時代ではすでに画質は粗い感じがします。ブルーレイでみたら、もっと感動まちがいなし。  久しぶりのベタ映画でしたが、素直にいい作品でした。

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