GSX-R1000 VTR1000F ファイアーストーム ツーリング & 日記帳

2019/07/27(土)21:30

シートあんこ抜きじゃないけど、カスタム?

GSX-R1000・外装関係(81)

 いきなり古い写真が登場。ZX-9R B型。決して軽くはないバイクでしたが、走り出せばそこそこ軽快。独身時代のマシンなので、一番全国をツーリングしたマシンです。GW、夏休みは5,6泊程度の周遊。なんという贅沢でしょう。 フロントスプリングがヘタって、純正スプリングも欠品。入手できなくなり、ほぼリジットサスに。スポーツバイクなのに足回りが死亡とは・・・。いいマシンだったんですが、VTRに乗り換え。ちなみに、こんな感じのシルエットの時代のSSが好き。今のは華奢すぎです。 VTRをしばらく乗って、もう一度マルチ、海外仕様に乗りてー!って思って、乗ったことがない4大メーカー、SUZUKIで選択。予算内で買えたSS、GSX-R1000のK1を購入しました。これも2001年式なので、まだ自分好みのややグラマラスなSSです。悪くないです。 ただ、このK1のルックスで当時から気に入らないところも3か所ありました。それは対処が面倒、難しい、そもそもできない、とかあって諦めてました。なので、記事にも書いてきませんでしたが、その中のひとつに手を付けてみたので、忘備録してアップ。  それはタンデムシート。9Rのタンデムシート後方はテールカウルにつながるかのようなデザインで、薄くてシャープです。GSXのタンデムシートは座り心地重視なのか、後端まで厚みがあってカウルとのつながりがいまいち。野暮ったいです。  じゃあシングルシートカウルなら、どうなんだというと、個人的には微妙。あんまりシングルシートのルックスは好きじゃないんです。ツーリングでシートバッグやサイドバッグを積むことが多いから、という体でずーっとタンデムシートを付けてますが、実は単にタンデムシートのほうが好きっていう理由です。 不幸なことに、そのタンデムシートが野暮ったいので、自分で中のウレタンスポンジをカットして形状を変えてみることにしました。以前言っていた、ツーリング用装備の自作は、タンデムシートの件でした。  ただ、いわゆるシートのあんこ抜き、張り替え作業なんてしたことがないので、失敗する可能性が大です。ということで、程度の悪いタンデムシートを落札していました。なんか至る所白い汚れが付いています。梅雨の合間にトライしようと思ってたんですが、電装系の整備で延び延びになってました。今日は台風で、習い事もないインドアデー。トライしてみました。 シートを裏返して、カバーを止めているタッカーの針を抜きます。マイナスドライバーとか潜り込ませることが困難だったので、ニッパーでカットしました。 それをペンチで引き抜いていきます。 シート皮は全部剥がしません。形状をいじらない前側はタッカーを残してあります。そのほうが張り直し時の位置決めが楽だと思ったからです。中のウレタンスポンジは、表皮の汚れに比べてきれいです。 カットしたいラインを油性ペンでマークします。 粗で落とすにはパン切ナイフがいいとネットで書いてあったので、100均で買ってきてありました。パン食文化がないので、このためだけの購入。もし、使っているのがあってもさすがにこの用途では使わせてもらえない気がします。 粗でゾリゾリと削いでいきます。あんまり切れ味は良くないです。 カットしすぎても困るので、ナイフで落とすのはこのあたりでやめておきます。 目標ラインまで、まだ取り代は残っています。 ここからはアラカンという、グリップのついたおろし金みたいなカンナで形を整えながらカットしていきます。 表面をなぞるようにすると、ゾリゾリと削れていきます。残り取り代と表面の凹凸、角のRを確認しながら研削をしていきます。 で、だいたいラインに到達したところで、横からみて凸凹がないか確認。まだもう少し削ってもよさそうだけど、大きな失敗をすると怖いのでこの辺でやめておきます。 後ろからみて、傾いていないかも確認。・・・、まだ調整したほうがいいか・・・?まあ、ここでやめておきます。 で、スポンジかすをきれいに除去してから、裏返してあったシートを被せます。ウレタンスポンジの厚みが減ったので表面のシートにはシワが出ます。それを左右前後に引っ張りながら、シワが消えたところでタッカーで固定します。 チャイナ製の安いタッカー。レビューではバイクシートの張り替えには針が立ちにくい、なんて声もありましたが、全然問題なし。スタン、と気持ちよく針を打つことができました。 表面にシワが出ないように、皮を張りながら、左右交互に針で固定していきます。針が浮いたのは2ヶ所くらい。そこはペンチで押し込みました。あとは問題なさそうです。 横からシルエット確認。ラインを変えはじめた変曲点はやや目立ちます。まあ、その付近にはシートベルトがくるので、そっちのほうが目立つはずなのでいいかな、と。 上からみて。シワ等もなくて、まずまず?表面をなぞってみても、中のスポンジと隙間があったりするような個所は感じられないので、うまくシート皮は張りなおせたと思います。 タンデムしないけどツーリング仕様のための、常設タンデムシート。だからルックスと直結パーツ。ということで手直ししてみたけど、実車につけたらどんなイメージになるのかは、未検証。ケツ下がりのような印象になるかも、平らな板を背負わせた感じになるかも、等々、不安はありますが、シート張り替えネタとしては完結。意外に時間はかかりませんでした。2時間の作業でした。 TAJIMA タジマ アラカンスタンダード AK-STDH 価格:859円(税込、送料別) (2019/7/27時点)楽天で購入 ハンドタッカー 針220本つき バイクパーツセンター 価格:743円(税込、送料別) (2019/7/27時点)楽天で購入

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