GSX-R1000 VTR1000F ファイアーストーム ツーリング & 日記帳

2021/09/17(金)23:52

発熱したら読もう

コロナ(19)

 今日は2回目の接種。ゆっくり構えていたら浦島太郎状態。いまさら初期型2回目かぁ、って気もするし、遅い接種なので新型対応ではないにしても、濃い抗体で第6波を迎えらえるのは、まだマシなのかも、とか思ったり。 1回目はまったく無痛注射だったけど、2回目は針が触れた瞬間、熱く感じました。もう反応してる?15分ほど会場で待機。特に問題もなく帰宅。  夕食後、とりあえず検温。  もともと平熱は低めだけど、特に2日目は何度まであがるのか。解熱剤準備で待機中。  熱で土日がつぶれるのか、と思ったけど、どうせ台風。だから横になっているだけでいいんですが、英語がある。熱、台風。行きたくないわけです。  暴風警報が発令されれば休講ですが、今回は暴風域はないみたいなのでレッスンは行かないといけない可能性大。  そんな暇な土日。時間つぶし用にいい本を見つけました。ブックオフに捨てようと部屋を調べていて発見した本。ずーっと読み直そうと思っていて、どこに行ったか分からなくなっていた本。  久しぶりにマニアックネタ。戦記物。ノンフィクション。たしか東京に出張したとき、新幹線の車内で読もうと思って何気なく買った本。 「最後の艦砲射撃」に惹かれました。 艦砲射撃なんて、ガ島攻防戦?このころは日米ともぽっかり主力の空母機動部隊がなくなって、目立った航空兵力による殴り合いより、失地ガ島奪還のため、連夜艦艇を送り、水上部隊同士の砲雷撃、陸上施設への艦砲射撃、なんてレトロに応酬しあってました。  それ以降は、派手な空母機動艦隊決戦に移って、マリアナ沖海戦で大敗北。制空権のない水上艦艇の艦砲による射程距離圏内の作戦なんて、あり得ない状況。  だからガ島付近の作戦だと思って、背表紙をみたら、 「昭和19年12月ミンドロ島米軍泊地に決死の殴り込みー」の文字。  これは予想外。礼号作戦。知らない作戦。まだまだいろいろあるんだな、と思ったんです。  このころはもう特攻とか、玉砕とかそんな自暴自棄な作戦が目立ってきますが、この指揮官が、木村昌福少将。  マジ日本海軍の銀英伝でいうところのヤン・ウェンリー。ミラクル。不敗の智将。  米海軍に包囲されたキスカ島からの守備隊撤収作戦は見事です。 決して天〇〇下万歳!で思考停止せず、冷静に我慢に我慢をかさね、課せられたミッションを完遂するプロの仕事を感じます。  そんな木村少将が率いて、殴り込みをかけた艦艇が以下。 旗艦が駆逐艦霞。付属のほうが、重巡、軽巡というなんともちぐはぐな混成艦隊。  19年12月なんて、レイテ沖海戦で武蔵以下主力艦艇沈没後。そんな状況下でこの寡兵で米軍の包囲網下に殴り込みをかけて、戦果はタイミング的に空振りに近かったけど、損失艦1隻で帰投したのには驚き。航空機による攻撃を受けても、それを退け、さらに撃墜も記録するなんてー。  子供のころは戦艦がかっこよかった。次に航空母艦の決定力にしびれました。でも、万能艦、日本海軍傑作カテゴリーといえる、重巡もいい・・・。だけど、やっぱり縁の下の力持ち、駆逐艦に頭が下がるようになってきました。それを率いる軽巡、特に新鋭艦、阿賀野型の美しさと言ったら・・・。  そんな駆逐艦、巡洋艦が活躍した作戦。これはぜひもう一度読み返してみたいところ。久しぶりに熱く語りました。  ワクチン副反応が出たときの夜伽にしたいと思います。やっぱノンフィクションは面白いです。

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