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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
先週の10日、久しぶりの1泊ツーリングに行ってきました。嫁さんから遊びすぎと怒られながらのツーリング出発になりました。金曜日は久しぶりの華金の雰囲気を楽しんで、月曜休んで日曜帰りとは確かに逃避しすぎ。 でも、宣言が解除されて、仕事の合間を考えるとピンポイントでここしかなかったわけです。行先は石川県。 時間がなくてルート検討はしてません。いつものハンコルートで行きます。ナビも要らないくらいだけど、ちょっと試したい別ルートだけ試してみます。 ガソリンは前回のツーリングで減ったまま。130kmくらい走ってます。あと100kmは問題なく走れるし、そこで給油したらもう260kmちょっとは行けます。そうしたらちょうど今日一日の走行距離。大垣あたりで給油できればベスト。スタンドには寄らず5時半に出発です。さすがに日の出が遅くなってきてるので、まだ街は眠っているよう。この間に郊外へ脱出です。 最近お気に入りの北上ルート。R157経由岐阜関方面入り。そこに行く途中の第一休憩ポイントに、堤防沿いルートの道の駅クレール平田を使ってるんですが、いつもは流れがいいだろうということで、名四で桑名方面まで行って、そこから北上してたんですが南下しすぎる分、結局時間的にはどうなんだろう、という常々の疑問。今日はR1号で名古屋を横断してみます。 確かに信号も多いけど、所詮そんな大きくない名古屋。思ったより楽に抜けることができました。早朝の名四のように、変にぶっ飛ばすクルマやバイクに遭遇しないだけリスクがない感じ。シグナルグランプリになるとうざいわけです。 クレール平田に到着。時間もあんまり変わらない感じ。 ここでトイレだけ休憩。その後すぐに北上を開始したんですが、どうもナビが変なルートを示します。このナビは県道とかチョイスする傾向があるので、なにかまた面白いルートを教えてくれてるんだろうと、その示す方向に進むと、どんどん南下。北を目指してるのに? そのまま走ってると見覚えのある光景に。ありゃー、クレール平田に戻ってきました。ナビの経由地が通過時点でうまく外れてなかった模様。 時間的ロス、貴重なガソリンをロスしました。ただでさえ空きっ腹で来てるので心配です。 まあここからは山に入るまでは市街地が続きます。スタンド探しには困らないはず。問題はどこで給油警告灯が点くか。 探りながら走っていると220kmで点灯。 いつもより相当早めの点灯。だいたい260kmで点灯するイメージ。40km手前だから、燃費20で2リッター分早いです。7月末の白馬ツーリング以来、2か月半放置していた間に、2リットル気化して消えたってことでok? このあと板取川沿いにR256に入りたいですが、そこからはガソリンスタンドが少ないので、本巣あたりのセルフで給油しました。思いっきり、こぼれそうなくらい給油しました。 R256方面を目指すために右折すると、前方にやべー山容が。 ぜってーピラミッドです。なんて山なんだろう。きれいすぎです。 県道をつないで板取方面を目指す途中で、レッカー車を呼んでるライダーに遭遇。あー、自分もおもいだすなぁー、ハイランドしらびそでパンクしたときのこと・・・。 このライダーさんには気の毒だけど、まだ平野での遭難はラッキーです。 自分は先を急ぎます。鮎で有名っぽい洞戸へ。まだ尿意はないけど、一応道の駅ラステンほらどで休憩です。この先、今日2回目の新ルートを試しますが、少々心細そうなのでいろいろ出し切ってすっきりしておきます。 道の駅を出発。板取川を遡上。鮎店はまだ早い時間にも関わらず、駐車渋滞。宣言もなくなって、盛況。いいことです。 今日試したいのは県道52号。いつもはタラガトンネルを抜けてR256で郡上に出るんですが、常々気になってた別ルート。マップル上は酷道っぽいけどR156を少しでも使わず北上できるのか検証。まっすぐ行ってみます。 途中までは快走路です。マップルでも途中まではアジサイ街道みたいに推してます。 問題は後半。あー、苔生す感じかー。これ、雨上がりに来たら怖いかも。路面のガレとかはそんなひどくないけど、無慈悲な尖った落石なんかはそこかしこ。 秋の落葉後は大変な道になりそうな気配。 ヘアピンも結構ある。 いや、丁寧に走れば問題ないです。ただ、思いっきり振り向いて曲がっていくような感じのヘアピンも各所に。それが淡々と続きます。ちょっと左手がパンクしてきました。 ナビにはなかなかのくねくねルートが映し出されてますが、表示が変。背景がグリッド表示?そんなこんなで急に目の前が開けました。 これはかなり高所の尾根筋とかっぽい。確かにこの向こうは延々と山並みが続く樹海でした。怖ぇー、こんなところで事故とかシャレになりません。 まだまだハードなルートが続きそうだな、とナビを見てて気づいた表示が、 「圏外」 今どき圏外エリアってあるんだ・・・。だからナビもグリッド表示?? 左手も嫌な感じになりかけたところで、やっと平地に降りてきました。でも、まだぎふ大和IC。全然時間的ショートカットにもならなかった感じです。このルートは没です。 気を取り直して白鳥方面へ進みます。白鳥から九頭竜湖を経由して福井へ抜けます。 見えてきた白鳥ループ橋。曇天なのがいまいちです。楽しいループ橋の手前で軽トラック。くーっ、痛恨です。 縦貫自動車道は使わず、いつもの下道R158で峠を越えます。コーナーを抜けるたびに感じるフロントの違和感。そろそろフロントタイヤの偏摩耗が顕著になってきたっぽい。来年の車検時にはタイヤ交換したほうが良さそう。うっ、目の前にNISMO登場・・・。 曇天のR158はテンション上がりません。もともとどこか寂しい景観。気温も18度くらい。関市の圏外峠越えで疲れたので、道の駅九頭竜でひと休みです。 自販機にホットコーヒ!この秋初のホットコーヒでひと息つきました。うまい・・・。 コーヒーを飲んでると例の雄叫びが聞こえてきました。アレかな、恐竜の動くオブジェ。恐竜王国福井。この辺りから恐竜推しゾーンです。 道の駅九頭竜を出発。 赤いスノージェットをみるとR158だなぁー、と感じます。なーんか、陰な印象のR158。道はいいんだけどもったいないです。 陰な印象も曇天だからかぁ?と思ってトンネルを抜けたらいきなり福県側は快晴!気温も一気に上昇。テンション急上昇です。 大野を抜けて金沢方面へ。そろそろお昼時。いつも寄る道の駅瀬女(せな)に寄ってみたけど、バイクはともかくクルマはほぼ満車。ありゃー、これはご飯待ちになりそうな気配。 トイレに行く途中、食事処をのぞいてみたけど混んでます。ねらってたここでの食事はギブアップです。 白山、金沢方面へそのまま進んで、出てきたセブンにピットイン。朝から走ってお腹すきすぎ。なにかお腹に入れます。 駐車場の片隅で久しぶりの地べた飯。ライダーだからなんでもいいです。宿の夕食を考えて、控えめにしておきます。 自分の近所じゃ見かけない、とろろ昆布おにぎり。北陸産米とか、三島食品、とかご当地っぽいので選んでみました。 ひと口・・・。 生ぐせぇ・・・。まあ、想定内。でもゆかりの酸味、風味でその癖もキャンセル?空腹と言っちゃあ、なんですが結局おいしくいただきました。 見事な秋晴れ。メッシュジャケットだけど汗だくです。今年の10月はまだまだ暑い。30度近い気温です。夏を我慢したライダーにはありがたいです。 お腹も落ち着いたので、金沢へ。海方面に向かってるので見事な平野っぷり。 金沢もバイパスのおかげでそれほど苦労せず通過。羽咋をめざして一気に北上開始です。ひさしぶりののと里山海道を行きます。 若狭湾もそうだけど、岩礁ざっぱーん、な日本海のイメージを変えるような青い海。爽快。 すると合流からするするーっと白バイが。パトランプ回してカッ飛んでいきました。どこかでクルマでも停めてるかなー、とチェックして進んだけど、行けども行けども捕まえた気配なし。 優越的立場を使ってのカッ飛び? のと里山海道を今浜で降りて、千里浜なぎさドライブウェイに。寄るか寄らないかは半々できたけど、晴天だったら走ってみようと決めてました。前回バイクで来た時はあまり天気がよくなかったので。 あとで気づくけど、なんかの旗がいっぱい。 正直、塩とかいやだけど、まあ、ここまで来てこんな快晴で寄らないのも無粋ってもん。今日は川のえぐれもなし。なかなかフラットです。 速度も出せないので、結構長い時間ビーチを走ります。そろそろ終点。舗装路に戻ろうと思ったら、GOALのポール。スタッフさんらしきひともスタンバイ。(アレか?あのイベント、今日?) あちゃー、これじゃあまるで参加者見たい、もしくは雰囲気だけ味わいにきたお上りさんみたい。恥ずかしすぎ。失敗しました。リサーチ不足でした。そういうのじゃねーから。 ビーチを抜けたら、あっという間に羽咋市。矢追臭。それはやべぇ。この看板は前回来た時と変わらず。 そして到着。9年ぶりのコスモアイル羽咋です。 どうせレプリカでしょ、いきなり自虐的。今回はサンダー君の出迎え、襲撃はありませんでした。 チケットを購入。今回昼食をスキップして強行してきたのは、一般展示のほかに、プラネタリウムというか、コスモシアターを見たかったから。2時過ぎに着いたので、ちょうど3時からの上映に間に合いました。 疲れた体はシアターで、宇宙に囲まれながら癒すにして、まずは久しぶりの展示物を。とってもジブリ臭のするボストークカプセル。 説明を見ると・・・、 まさかの本物!ちょっと何言ってるかわからない系。 いや、中には貴重な本物がしれっと展示されてる、ってのは聞いてたけど、バックアップ機とかの意味だと思ってました。ボストークが本物とか、ここにあっていいのかー、とか逆に居心地悪いというのか・・・。そんなこと言ったらコスモアイルの努力に失礼ではあります。 これはアポロのリターンカプセル。3つの椅子。こんな狭いんだ。アポロ13で見る限りはも少し広そうに思いました。 このアポロのカプセルの外側の耐熱シールドも大気圏に突入した本物、って書いてました。すげーな。 コスモアイル自体の展示内容は、ボストーク、マーキュリー計画以降の宇宙開発に沿ったきわめて真面目なもの。 でも、一角にはちゃんと矢追臭というか、モルダー臭のする展示も。 うー、デジカメ、パソコンが普及する前のこれらは一体何だったんでしょうか。特に葉巻型宇宙船。こんなの外に出て浮かんでたら、恐ろしすぎ。 今は矢追さんじゃなくて、月刊ムーの三上編集長がそのポジションに?まあ、様になってます。 小さな子供連れの若い夫婦もちらほら。カップルでUFOの写真をみたり、月刊ムーを読んでたり。デジタルでなんでも捏造できる、出来過ぎた昨今のインシデントよりよほど不思議、郷愁感があります。 でも、さすがにこれはー。 ロズウェル。宇宙人解剖フィルム。いいねぇ・・・。 ところがこの展示物はほとんどみんなスルー。これはちょっと哀愁。 ここで3時からの上映開始案内放送。シアターに移動です。シート間隔をあけて着席。上映開始。 おー、スペース!やっぱいいな、プラネタリウムとか。音場もいいし。着席シートでしっかり身体を休めることができました。 館内通路には有名人のサインもたくさん。ムーの三上さん、都市伝説の関さんなんかのサインも。 隅にこっそり中川翔子筆。らしい感じにほっこり。 さて、コスモアイルを出ます。出がけにバスの団体旅行さんも。おー、結構来るなぁ。万人が楽しめるか、というとアレだけど自分は久しぶりに楽しめました。 16時。宿にこのまま向かってもいいけど・・・、まだ少し時間があるので少し先にある、世界一長いベンチか、日本最古の木造洋式灯台まで行ってみることにしました。 海岸沿いを走るとすでに斜陽です。 ここでガソリンの警告灯が点灯。あふれるくらい給油したおかげか、マフラーがいいのか、300km走って点灯。燃費は今回も良さそうです。 灯台まで先を急ぎます。途中、高級イタ車の納車に遭遇。はー、優雅なフォルム。 ナビの示すポイントに到着。だけど、無い、灯台がまったく見当たらない?近くの看板をみると、この路地の先にありそう。ここに路駐も微妙。先を走ってた他県ナンバーのクルマもハザードで停止。同じく迷ってる感じです。 残念、看板をみるとそこまで大きな灯台じゃなさそうなので、見ないで帰ることに。走ってみたらこの先にクルマ用の駐車場はありました。通り過ぎてしまったので、パスします。 あとは給油。羽咋市までは走れるけど、警告灯が点いてから走るのは少々心配です。そんな中、少し脳内を和らげてくれる看板がたくさん出てきます。 「アリス館」 とっても背徳感のある響き。いったいどんな施設なんでしょう。 宿の手前のスタンドで給油。明日はまっすぐ帰る予定。なので、無給油で行きたいから、またまたギリギリまで給油しておきました。 チェックイン予定時間ぴったり、5時に宿に到着しました。ここにもUFOの旗が。ほんと町ぐるみで推してそう。 チェックインして早速お風呂に。 旅館ってあったけど、まあ民宿。なのでお風呂はひとつ。自分がチェックインしてたら、すぐ後から別の家族連れが入ってきました。奥さんがいるので混浴防止にカギをかけて入らないといけなくなったんですが、あちらの家族も老夫婦と中年息子の構成。家族で混浴なんてしないだろうから、向こうが入浴しだすと長くなりそう。クイックに先に入浴を済ませました。 あー、熱めのお湯が効きます・・・。 夕食前にテレビで天気予報を確認。北陸は昼前から雨になりそう。明日はやっぱり一気に帰ったほうがよさそうです。 で、お楽しみの夕食。 なんか聞かれなかったので、なんとなく言い出せなかったビール。まあ金曜日にしこたま飲んだのでいいです。 お刺身、鯛の塩焼き、旨いなぁー。ご飯は炊飯ジャーからおかわり自由。とりあえず4膳いただきました。昼が軽食だったのでおなか空きすぎでした。 部屋に戻ってチェックインの時もらった、券を確認。近くで使えるチケット、って言ってたけど。 中を確認して驚愕。 なんと3,000円分! 近くで使えるお店のリストがあったけど、それこそ地域のお店。自分は明日の8時には羽咋市を離れるので多分使えない・・・。来年の1月までだけど、もう来ないだろうなー。誰かに譲るのか??それにしてもここにもUFO。 コスモアイルのホームページにUFO町おこしの秘話が載ってたけど、そのスタートからみたら、ここまでつながってるのもすごいな、って思いました。 明日は高速も使ってエスケープです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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