GSX-R1000 VTR1000F ファイアーストーム ツーリング & 日記帳

2024/10/24(木)17:38

ヘッドライトLEDバルブに交換。電流値変化の確認

GSX-R1000・電装系(169)

 今日は平日お休み。昼過ぎから用事があるけど午前中はやることないからこれをやろう。昨日届いたLEDヘッドライトバルブの組付け。 ただ組み付けるだけだと面白くないので、ハロゲンバルブとLEDバルブでどれだけ消費電力に差が出るか調べてみます。ヒューズ間で測ります。 ロービームのヒューズを抜いて焼けてないか確認。今日はきれい。たまに見ると焼け色がついていたりします。 そこに短い配線を差し込んでテスタのワニ口でつかめるようにします。 キーオンにして電圧チェック。ここまでは12Vきてます。エンジンを始動して14Vくらい発生するのに、ヘッドライトのカプラには12Vちょっとしか来てないので、この先のディマースイッチとかを通過してくる間に2V低下してるんでしょうか。 ヘッドライトは点いてます。 この時の電流が・・・、キーをオンした時点ではびっくり、20A弱流れました。フィラメントが発熱すると抵抗が上がってきて電流が流れにくくなって、ある程度発熱したら抵抗値が一定になるんでしょう。だんだん下がってきて8A付近で落ち着きました。結構高いな。  2灯並列だろうから、ひとつのバルブには4A流れてる?ざっくり12V X 4A = 48W。ロービーム55Wに及ばず、です。 次に今ついているハロゲンバルブを外します。まずダストブーツを外します4半世紀近く使われて、すでに癖がついてます。  外した高効率バルブとLEDバルブ。ディメンジョンはかなり近いですが、根元の径が1mmほど大きかったです。 ブーツに差し込んでみます。こんなオープンスペースで難儀したら、狭い車載ハンドスペースでは取り付け無理なので。 奥まで押し込んでみると・・・、入るけどきつめです。まあ、なんとか使えるけど狭いところでこの力加減は嫌だな。 懸念していたダストブーツは、使えそうだということで作業続行。LEDバルブを入れて固定。1:1を謳う製品なので取り付けはすんなり。後部に冷却構造があるとGSXには厳しいと思ってましたがこれならなんとか。 ダストブーツをすんなり取り付けられるように、潤滑油代わりに接点復活スプレーを吹き付けます。 潤滑油のおかげで思ったより簡単にブーツを取り付けることができました。でも油分が飛んだら、外すとき結構ぐりぐりやることになりそうなので、新品も取り寄せておこうと思います。 カプラを差し込んで終了、なんですが、カプラが緩いな。吹き付けた接点復活剤のせいか?いや、それにしては緩い。ダストブーツ奥まで入ってないか?  ぐいぐいブーツを押し込んで、カプラもぐいぐい押し込んでみるけど、抜くと緩いです。ん-、端子が少しやせてるのか?接触不良とか起きなきゃいいけど。 とりあえずリプレイス完了。  キーオン、で電流を測ると・・・、お、すげ!2.5Aとは。ひとつに1.25A程度。15Wちょっととか。  これは始動時、バッテリーに優しそう。逆に言えば、ぎりぎりまで死にかけバッテリーで始動できてしまって、へたってきたときは、ヘッドライトのカプラを抜いても変化なしで、そのまま遭難、なんてことも想像できちゃいますが、発熱も減るので、カプラ周りの焼損の進みも遅くなってくれるかもです。 ロービーム点灯を確認。カプラはゆるゆるだけど両目ついてくれてます。確かにLEDっぽい白さ。あとはリフレクターとの相性です。 ハイビームでも確認。こっちも大丈夫そう。 明るさの確認は夜になってから。時代が進んでポン付け商品が出てきてくれたのはよかったけど、熱との闘い的には冷却装置を実装していたほうが有利なのは間違いないと思います。だからあとは寿命次第。ひとまずはトライアル。ノーマルバルブも携行しないと心配ではあります。消費電力の低下を数値で確認できたのは良かったし、これだけ下がればライト系に流れる電流自体下がるので、ハーネス、接点周りでの発熱もへってくれることを期待したいです。

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