のらねこ軍曹の日記

こないだ、ファミマで衝動買いした『ALWAYS~続・三丁目の夕日』を観ました～

前作で、三丁目の柔らかな世界に、すっかりハマってしまったので

ストーリーは前・後編ともに、

愛と夢の中に、小さな事件があり、悪過ぎない敵もいる、コッテコテのヒューマンドラマ。

続編は、前編の解決篇って感じになっていますが、両方を観て気づいたのは、

どちらにも、ある奇跡が描かれていることでした。

　それは、二度と会えないはずの大切な人に、もう一度だけ会えるという奇跡。

タヌキに化かされたせいで、とか、僅かな罪悪感とお酒のせいで、とか…。

どちらもそういうシチュエーションで、亡くした大切な人に再会するんです。

現実では絶対に有り得ない事象が、日常と現実を描いた作品の中にそっと挿し入れられていて、心をキュッとツネるんです

けど、どーなんだろうって、少し思う。

　戻って欲しいって思い続けて、決して叶わないことと、

　　奇跡が起きてその人を取り戻した後で、また亡くすこと。

どっちが幸せかなぁ～、どっちが辛いかなぁ～、なんて考えちゃった

　ところで、自分が生まれる十数年前の風景がどこか懐かしく思えるのは、ナゼなんでしょうか？

親の世代が持っていた記憶を、身体のどこかで受け継いでいるのでしょうかねぇ。。。