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テーマ:ニュース(99433)
カテゴリ:出来事
梅雨の晴れ間の金曜日、いつもは割と静かな店も、この日はけっこう賑わってる。 乾杯して、友人がポケットからたばこを取り出すと、アララ、2・3本が無残に折れちゃってる。 軽く毒づいて灰皿に捨て、新しいパッケージを切ったところで、 「たばこが1000円になったら、もったいなくてそんなマネできないだろね~」 と私が何気なく言った一言で、大きな議論が勃発 友人いわく 「また、特定の人間だけに税負担をかけるのか」 「庶民のささやかな嗜好まで奪うのか」などなど… 会社でも、とくに嫌煙派の女の子なんかから「増税大歓迎!」と攻められて、形勢が不利らしい(笑) あ、笑い事じゃないね。愛煙家にとっては、死活問題だもの。 周りを見ると、仕事帰りのオトーサンたちやOLたちも、 ビールを片手にたばこをくゆらせてる。 酒税にたばこ税。 いにしえから続くこの光景も、ダブルパンチで存続の危機に晒されてるというワケだ そもそも、消費税UPに踏み切れない現内閣が、この法案をひねり出したらしいけど、 友人の言う通り、露骨に不公平だとは思う。 酒もたばこも、嗜好品でこそあれ、けっして贅沢品ではないもの。 たばこの原価は100円そこいらとのこと。8~9割の課税なんてビックリだよ! ブランド品とか海外旅行とか、明らかな贅沢に対する課税をスッ飛ばして、真っ先にこういうトコを標的にするあたり、金持ち擁護・庶民掃き捨て政府が言いそうなコト。 しかも、どっちみち消費税だって上げるんでしょ 友人のこんな怒りに、まったく同意なんだけど、 「海外では1000円くらい当たり前」とか、 「国民の健康増進・ひいては医療費削減に効果的」とか、 エリート議員様がマジで言ってるのかと疑うほど、鼻で笑っちゃうようなおバカな根拠は別として…。 私は、この制度の導入によって生まれる弊害のほうが心配なのだにゃ。 だって、タスポ(成人式別たばこ自動販売機)導入程度のコトで、 ICカードを貸したり借りたりという、 新しくもクダラナイ犯罪が、弊害として生まれちゃったでしょ。 自己責任・親や学校の管理責任で対処すれば済む問題を、こんなモンに頼って過保護に管理しようとするからぁ~。 逆に、そうまでしないと未成年者の喫煙を抑止できない、ってアピールしちゃってるし。 喫煙者と嫌煙者、少しずつ住み分けが進んできた。このせっかくの良い兆候が、課税によって崩れないかしら。 というのも、1日1箱1000円でたばこを買う人は、かなりの高額納税者となるワケでしょ? そんな人が、今までのように肩身を狭くして、隅っこで遠慮しますか? 私だったら、堂々と偉そうに吸っちゃうね(笑)(←人間が小さいもので) そしてもう一点、ここには必ず、善からぬ思惑を抱く人も出てくるということ。 原価が100円程度なんだもん~。「闇たばこ」なんて、オイシイ商売も現れるだろし。 ヘタしたら、麻薬の流通を増長させるかもしれない。 だって、同じ高額ならマリファナとかの方が、少量で長時間ハイでいられる。売買には年齢認証もないコトだし 小心・小市民の私でさえそう思うんだから、同じように考えちゃう人はたくさんいるよね。ましてや、若年者ほどそっち方面に安易に飛びつくおそれがないかなんで結果、暴力団などの巨大な資金源となってしまうかもしれない。 これって、考え過ぎ? これって、フツーに有り得ませんかね? 久びさ会った友人と、こんなハナシだけで大いに盛り上がれるって、 ある意味スゴイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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