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テーマ:猫のいる生活(112016)
カテゴリ:ねこ生活
![]() 三ヶ月前、私のかわいいチィ様の命を奪った、IBDという恐ろしい病気。 その病がまた、ひとつの重い存在を連れ去った。 チィ様と私の戦友だった、チビタちゃんが、4月19日夜、虹の橋へ。。。 チビタちゃんの凄まじい生命力と、飼い主さんの壮絶で長い闘いに、 うまく言葉も掛けられず、ただ涙が流れるばかり。 チィ様と、同じ死にざま。 胸が抉られるようで、たまらなかった。 親兄弟、友達、連れ合い、そして子。 そういう“大切な存在”を失うたび、心に大きな穴が空く。 その穴は、どうやっても埋まらなくて、 年を重ねるほど、増えてくばかり。 ふとした時、空いた穴から血が滲み出すみたいに、 ぎゅううっ、と、悲しみと痛みがぶり返す。 私のかわいいチィ様は、腕の中で次第に命を消して行った。 私の父の時も、数十年ぶりに握ったその手から、命が抜けて行った。 今際の際に立ち会ったこの経験は、私にひときわ大きな穴を残してった。 でも。。。 世界中のたくさんの人たちが、こういう穴を隠し持って生きてる。 そして、私が知る“穴の空いてる人”たちは、 なぜかみんな、強くて、明るくて、鋭くて、優しい。 “大切な存在”が残してった私の穴も、どうか真っ暗じゃありませんように。。。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 私が全うできなかった、この不可解で残酷な病気の記録を、 チビタちゃんと飼い主さんは、残して行ってくれました。 心からの感謝と、ご冥福をお祈り申し上げます。 チビタちゃんが空けた穴に、きっと柔らかな虹が掛かりますように。。。
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