１４クール目の化学療法に向けて準備

May 28, 2017

カテゴリ：癌

あさっては、１４クール目になる化学療法を受ける予定日です。アリムタ単独で１０クール目。受診でPD-L1タンパクの結果も出ることでしょう。
今回はこのまま行くと入院せずにすむようです。できる限り人混みを避け乗り切ります。

少し副作用の嘔吐感が強く妻が心配するほど震えながら吐くことが多くなり、ティッシュボックスがすぐに空になるほど痰(たん)を吐いています。でも吐き気がなくなれば、苦しくはありません。
家にいるときは横になることが多くなってきましたが、発熱などなく乗り越えそうです。
ただ体重が更に落ち６２キロになりました。癌になって最低の記録更進(こうしん)です。食欲が落ちてきているようで、ご飯はお茶碗の半分が限界で、少量のおかずしか食べれていません。
できる限り栄養を確保するため牛乳を飲み始めました。長浜の鮮魚市場の市民ディーで買ってきた、ちりめんじゃこを飯にかけて食べたりもしています。

さて、次の受診です。そこで言われるPD-L 1タンパクの値が気になります。次はCEA (腫瘍(しゅよう)マーカー)の検査がありませんが、６月以降で受けるCEA の検査により薬の変更が検討されるようです。

個人的にはアリムタが気に入っています。点滴が短時間ですみ、たまたま合っていたようで嘔吐以外の目立つ副作用はありません。よく軽い肺炎を起こし入院していますが、５日から１０日くらいで退院するほど、回復も早く、アリムタをずっと長く使いたいと思っています。

新しい薬に対する不安や、その医療費が高く申し訳ない気持ちも。なかなか複雑な思いが交差しています。
医療費のことを考えれば、月々の個人支払も高く、働けるうちは働かないといけないという思いです。願わくは完治し、今までの公的に受けた医療費分以上、働いていかなければという思いを強く感じています。申し訳ない気持ちは、働くぞという思いで打ち消したい。

今月は整形外科も受診しましたが、整形の主治医から運動をするように指導を受けました。猫背ぎみになっているので、肩甲骨を意識して背を伸ばし、歩くようにとの指導です。左腕の筋肉痛は五十肩になっているとのことでした。癌の主治医も運動については、歩けるうちに歩くように言われています。

しっかりと食べ歩き働き、しっかりと睡眠を取り、生活リズムを人間本来に戻していこうと思います。少しリズムが乱れ始めているから副作用が強くなってきているかもしれません。
あさってに向けて万全(ばんぜん)に体調をととのえていくようにします。

来年の桜を見るためにも癌に打ち勝つ心を持って前に進みたいと思います。

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