両親が育てたトマト／人間ドック不信感／肺癌ステージ４になって１４回目の入院６日目

August 22, 2017

カテゴリ：癌

昨日は母と弟がお見舞いに、とても嬉しかった。弟がこれから埼玉に帰るとのことで、遠くから家のため、父の難病指定の書類の手続きのため動いてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。母は実家で取れたてのトマトを持ってきて、その場で食べると、とてもみずみずしくて美味しかったです。父と母が手塩にかけて育てたトマトはどこに出しても自慢できます。

そのトマトです。

母と弟は、今、大変な思いをしているのだろう。帰り際(ぎわ)の二人の姿を見送りながら、強く感じました。父と俺の二人の病気に対してのショックは計(はか)り知れない。この病気になったからこそ、少しでも長く生きなければと強く感じました。母と弟それぞれから握手(あくしゅ)されて、見送りました。

さて、今日のスケジュールです。
今までのスケジュールだったら今日が抗がん剤アリムタ投与の日ですが、投与はありません。抗がん剤を変える予定です。そのために、まずは今の身体の調子を回復させることが先です。

そして、今から人間ドックに向かいます。入院する前から予約していました。入院時に今日の外出許可をもらっています。会社の指定の医療機関での人間ドックです。

一昨年(おととし)2015年の人間ドックで肺癌を見過ごされていたので、人間ドック不信感がありますが、一昨年の医療機関と異なる施設で受けることもあり、会社の指示でもあるので受けます。

2015年9月に鹿児島市内の病院で受診しましたが、レントゲンで写った左肺の影は過去の炎症のあとと説明を受けました。そこが原発となり肺癌が進み翌年の2016年5月福岡の病院で癌が発見されました。すでに手遅れで、人間ドックからたったの８ヶ月でステージ４となっていました。

人間ドックでも癌を発見できないことがあることを身をもって体験しました。昨年は癌になってすぐなので、会社に人間ドックの免除(めんじょ)を申請して許可をもらいました。いつも家内と受診するのを楽しみにしていたので、今年は、感情的な人間ドック不信感を捨てて受けます。

昨年は家内だけ受診しました。今年は２年ぶりに一緒に受けます。家内が乳癌検診と腫瘍(しゅよう)マーカーの追加受診ができるように予約をしました。ドック終了後のランチを楽しみにしています。

そこに行く前に、看護師さんより高血圧の薬イルベルタンと今日から新しく処方されるオキシコンチン、入院してから飲んでいるオキノームを渡されて服用する予定です。

今朝の体重は変化なし。これから６０キロ回復を目指していきます。母が家から持ってきてくれたゆで玉子やブロッコリー、ウインナー、お菓子や、家内が買ってきてくれた野菜ジュースやプリン、フルーツなどを食べ体力をつけて癌と闘います。まずは今日の人間ドックへ。

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