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日曜日は、淡路島の翼港に行ってきました。
花博をした跡地で、ワールドカップの時ベッカムが泊まったウェスティングホテルもあります。 陸上からホテルに行ったことがありますが、海から行くのは初めてです。 氷と麦茶で5リットルのウォータークーラーを満たし船に着きました。 予備軽油をタンクに満たし、予備タンクに20リットル軽油を補充しました。 8:50西宮を出発です。 初めて行く所なので、事前に位置や潮流を調べました。 行きの時間帯の明石海峡は、西への流れです。 船で何処かに行く場合、この流れはとても大切です。 特にヨットのような遅い乗り物では、流れに逆らっても抗しきれない場合があります。 M先輩が、翼港の緯度経度を、これまた実用では初めて使うGPSに打ち込んで います。 K先輩がヘルムスしている間、私が邪魔しながらも、説明書を見ながら何となく入力が出来ました。 これが後でいい経験をする元になります。 南西から風が入っていますが、2~3m/sで弱く、機帆走(エンジンを動かしながら、帆走する)になりました。 8ノット弱のスピードで快調に目的地に近づきます。 8ノットといっても、時速15kmぐらいなので自転車のスピードです。 時々船内のGPSを覗きにいきますが、目標までの残存マイル数と時間が表示され、それが確実に減っていくのが、中々いいです。 S先輩から電話が入りました。 S先輩御夫婦は壱岐にいるはずです。 夏の期間限定で、大阪空港から直行便が出ているそうで、この際行って、「竹島問題でも考えてみようと思う」なんて言ってました。 そんな難しい問題を考えているはずもなく、単なる観光です。 雑音が多くてうまく聞き取れず、生返事しかできませんでしたが、M先輩さんなんかはちゃんと会話になっていたようです。 携帯電話に慣れていないから聞き取りにくかったのか? 耳を当てる場所がおかしかったのか? なんか不思議です。 神戸空港の南側を通過すると、もうちょっとで全行程の半分になります。 神戸空港の遠さを感じると同時に、淡路島の近さも感じます。 S先輩から、「神戸空港を越えたら、淡路島の北端を目指し、ウェスティングホテルが視認できたら、それに向かうだけ」と聞いていたので、ホテルを探します。 高速の橋げたの少し南に四角く高いホテルのような建物が見えますが、GPSの示す方位とずれています。 「もっと北か?なんか変だなあ」と思いながらも、「淡路島の北から海岸沿いを南下したらいいだろう」ということになり、明石海峡大橋の方に寄りました。 潮目のようで、風も弱いのに海面が小さなチョッピーな波にざわめいています。 遊漁船が多数出ています。 「こういうところに魚が集まるんだなあ」なんて思いながらのんびりしていると、何となく潮に流されているような・・・海岸沿いを南下しますが、中々対地速度が出ません。 一生懸命水を切っていますが、いつまで立っても陸地の国旗が同じ角度に見えます。 K先輩に「フルスピードで行きませんか」と提案すると、「既にそうしてるんだけどなあ」との返事。 「あちゃちゃ」、しばらく粘るしかありません。 少しづつ南に下がると、段々対地速度が上がります。 海岸に沿っての移動は、水深が気になります。 潮が強い場所なので20mはあるのですが、なんか陸地に近くて水深計への注意は怠れません。 ちょっとでもバウ(前)が陸に向いて潮に振られたら、あっという間に陸に寄せられてしまいそうです。 陸上からウェスティングホテルに向かうバスで見える翼港が見えてきました。 やっとこさです。 M先輩が、「GPSとこんだけずれてたらあかんなあ。何かを修正するように書いてあったけど、それをせなあかんのかなあ」と言ってました。 船の免許を取る時覚えた真方位とか磁気方位とかいうやつのことでしょうか? ひょっとして、その作業が私に回ってくるのでしょうか? カーナビさえ、何か自分が退化しそうでつけないのに、船で使うことになるとは・・・まあ船では必需品ではありますが・・・まあ無言にしときました。 これがうわさのGPS お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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