心のポテトサラダ

2010/10/05(火)16:46

高野山渓谷道2 の巻

moter bike(290)

紀の川を渡るところでは、自動的にR424に変わっています。 紀の川を渡ってすぐのT字路信号をR424の流れで右に曲がります。 そしてr3に入りました。 ここからR480出合まで上り基調です。 交通量の少ない田舎道で、高野山からの下りに使うならGoodです。 山間・谷筋の絵に書いたような山村風景が時々出現し、何度も止まって堪能しました。 「高野山参拝道・早期整備」の看板が何本も立っていましたが、旅人として来る僕としては、「このままがいいんじゃない」と思ったりしました。 ここで暮らす人には、ライフラインの道だからなあ・・・ そしてR480に合流。 この道も、おすすめ道指定でしたが、ブラインドカーブが多く、車もそれなりに走っており、バイクなら楽しいですが、自転車には不適な道に見えました。 高野山僧坊群地域に入る直前、交差点に「高野山駅」と書かれていました。 夏に来た時、高野山ケーブル山頂駅からバスを利用しました。 というよりバスしかありませんでした。 この道、「バス専用道」となっており、自転車であの道を走れるのか不安でした。 でもこの交差点は、バス道とは別の道で、こちらを通ればOKですね。 僧坊群は、この夏に来たばかりなのでスルーしました。 1ヶ所檜皮葺きの門があったので入ってみます。 宿坊のようです。 落ち着いた雰囲気で、軒下に小振りの鐘が下がっているのが印象的でした。 これで起床などを知らせるのでしょうか? おすすめルートのR371の分岐を過ぎました。 護摩壇山に向かうこの道も魅力的で、バイクのメッカとのことです。 鈍速な僕のバイクでも一度走ってみたい道ですが、ここに入ってしまうと確実に帰りは日没になります。 午後の天気予報を考えるとパスです。 ここからが本日のメイン探索ルートR371橋本方面です。 おすすめルート指定されていませんが、「細い舗装林道・交通量少」となっています。 僕の最も好きな道です。 これは、鈍速自転車にとっても「最高」ランクの道です。 ワクワクしながら入ってみました。 最初急勾配&カーブで、舗装もいいとは言えませんが、それはOKです。 交通量ほぼナシなので、ゆっくり下ります。 「弘法大師・衣干しの岩」という観光名所?がありました。 岩の前に小さな祠があり、横には取水できる清水がありました。 水筒を忘れたので、ここでのどを潤させてもらいました。 その横には、空のペットボトルがたくさん入った透明衣装ケースが置いてあり、「ご自由にお使いください」となっていました。 ありがたい事です。 きっと、助かったと思う人がこれに水を汲んで持って帰り、反対にペットボトルを置いていく方もいるのでしょう。 そして、洗ったり入れ替えたり、この管理を横の売店の方がやってるのかな? これも弘法大師さんのご利益ですね。 写真を撮ってると、マイクロバスが到着し、白装束の方々が下りてこられました。 お坊さんも同行されており、四国お遍路さんの締めくくりの道中のようです。 お遍路の最後、高野山奥之院の弘法大師さんのお墓に参り、ここなのかな? 最近は、旅行会社がお遍路を細切れに月例で参る商品を出してるので、ブームなんだそうです。 やがて勾配が緩くなり、丹生川に沿う道になりました。 この道は最高でした。 緩やかな直線があってもゆっくり走り、そこを堪能しました。 でも好事ばかりではありません。 なんとなく雨が降ってるようなという感じになってきました。 「山だから」ならいいのですが。下からロードバイクが上がってきました。 合羽も持っていない軽装備なので、空模様を気にされています。 工事現場がありました。 その手前に「トイレがあります。ご自由にお使いください」との看板。 「夫婦で自転車」の時は、とてもありがたいです。 ストップして探索。 工事用トイレを、工事のない土日も開放してくれているようです。 写真を撮ってると、さっきのロードバイクが下って通り過ぎました。 空模様で断念したのでしょう。 僕も出発です。 途中の軽い上り区間で追いついたようで、ロードバイクを視界に捉えました。 が、下り区間は同じぐらいのスピードのようで、少し後ろを見え隠れしながら追随する形になりました。 近づきすぎると気になるだろうし、さりとて追い抜かすより、景色を堪能したいし。 そんな素敵な谷筋の道です。

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