カテゴリ:bicycle
昨日は、「夫婦で自転車」してきました。
最初、高野山山頂までケーブルで上って、標高800mオーバーからの「渓流沿い紅葉ダウンヒル」を企てていましたが、風邪の回復期であるので自重することにしました。 でも自宅でグズグズしてるつもりはないので、夫婦での新しい試みであるトレッキングにしました。 「有馬温泉ロープウェイ駅~六甲山・下山のみ歩き」と、「妙見山ケーブル~山頂・下山のみ徒歩」という上り登山のない軟弱2コースを計画。 妙見山コースに決定しました。 妙見山ケーブルの始発が9:20なので、9時前に自宅出発にしました。 まずは車のエンジンを始動させてみます。 1ヶ月ぶりの火入れでしたが難なく始動しました。ホッ。 下山に2時間も掛からない初心者コースなので、自転車も積んで行くことにしました。 9時半ごろケーブル乗り場駐車場に着きました。 駐車料金500円払って、自転車を組み立てながら見上げると、ケーブルカーが真っ直ぐに山肌を上っています。 赤や黄色に紅葉してる木々もあり山が綺麗です。 家内の提案により、先に自転車です。 自転車でR477に出て、道路崩落通行止めに行ってみます。 自転車ならそろそろ通れるようになってるかなと思ったのですが、工事期間が3月までに延長されており、自転車でも通れないそうです。 南北朝時代の宝篋印塔がある黒川の徳林寺に向かいます。 徳林寺は、通行止め区間内なので、僕らの貸切で車の心配なしです。 小さな看板に従って墓地に入り、それを発見しました。 他に古い五輪塔のお墓が多数あり、1ヶ所に集められた無縁墓も古く、この地区の歴史を感じます。 R477でこれ以上北上できないので、知明湖方面から迂回しなければなりません。 お寺の前から、「ダリア園こっち」の看板が上がった細道が分岐していたので、そちらに下ります。 急坂のコンクリート道なのでフルブレーキングです。 茶道で使う一級品能勢の菊炭の原木が道端にあり、写真。 家内は作動の免許取りなので、この菊炭のことを知っていました。 何度も同じところで炭にするため切るので、先の丸いクヌギになっているのだそうです。 クヌギといえば、夏休み早朝その樹液に集まるカブトムシ・クワガタを探したものです。 少し下ると、休校してる黒川小学校がありました。 現在は公民館として使われているようですが、木造でいい雰囲気があります。 r605に出て、ダリア園をちょっと見学し、知明湖沿いr604を北上します。 と言っても曲がってすぐのトンネル内に路肩がないので、トンネルを回避し橋を渡って川向こうの交通量のない道を行きます。 川沿いの貸切道です。 上を見上げると、クリーンセンターから気球が上がっています。 イベントしてるのかな?興味が湧きますが、自転車では上るのが大変なのでパスです。 r106に合流し北上します。 鬼子母神が気になっていた「妙唱寺」山門前に、真っ赤なモミジを発見。 しばし休憩です。 寒いかなと着込んで来たのですが、自転車を漕ぐとさすがに暑く、家内のウインドブレーカーをリュックに収納します。 「上田尻」から「地黄」に近道するべく山道に入ります。 バイクではあまり感じませんでしたが、自転車では相当急です。 横穴式古墳のところで早々に乗車を諦め、のんびり歩いて上がります。 ここまで、風邪病み上がりで厚着を心がけていましたがさすがに暑くなり、僕もウインドブレーカーをリュック入りさせました。 お地蔵さんの並ぶ峠まで「あと、どれくらい?」「う~ん、もうすぐ」なんて他愛ない会話しながらぼちぼちと。 峠で自転車に乗り、地黄側に下りだすとすぐに分岐を曲がります。 能勢氏の山城のあった丸山の横を下り「清普寺」に自転車を置きます。 能勢氏の菩提寺なので、立ち並ぶ歴代藩主などのお墓を巡りました。 昭和47年・92歳で亡くなった当主のお墓まで1仏1搭でした。 年代的にそのお孫さんが当主なんでしょうが、それ以降のお墓はありませんでした。 経済的に裕福そうなお寺で、静かにお墓を守ってこられている風に見受けました。 柏原織田藩の歴代墓が、山門も塀も崩れた所に、今にも離散しそうに放ったらかしになってるのとは大きな違いを感じました。 現当主の生き様が思い知られます。 僕も小さいなりに今は当主、することはきちんとして次にバトンタッチしなければ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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