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奥の院に参ります。
能勢氏の菩提寺で見た十字の能勢氏の紋が入った幕が拝殿に引かれています。 横には木造の白馬が入った厩、こちらの門にも能勢氏の紋が。 階段を降り、元来た道を戻るか、妙見山方面に下ってから県道・国道を回って戻るか相談しました。 ここまで30分強、まだ10時半なので未知の道に進むことにしました。 妙見山との間の県道に向かって下りです。 山の中の分岐には案内図や道標が立ち、方向音痴の家内だけなら危ないですが、普通の人は間違えないです。 北の「堀越峠」への分岐があり、やがて沢沿いの道を下るようになりました。 ここまで、箒のおじさんと奥の院のお寺さん以外の人には会いませんでしたが、後ろを歩いていた家内が「こんにちは」って。 振り返ると、犬を連れたお若い女性がいます。 下にある施設から犬の散歩に来たそうです。 時刻を聞かれ、道や県道までの所要時間を尋ねました。 介護施設でもあって、そこの飼い犬だろう。 スイスイ抜いて行かれました。 勾配が緩くなり階段がなくなる頃、リュックを背負った男性とすれ違いました。「こんにちは」。 更に勾配がゆるくなり、平地を歩くようになったところで、小屋が見えてきました。 オンシーズンは、売店にでもなるのだろうか、室内はガランとしています。 ここの案内図を見ている男性がいました。「こんにちは」。 きっと「妙見山」の方から「奥の院」を目指して歩いてきたのでしょう。 ここに山道の交差点がありました。 妙見山の方に下ります。 舗装道と交差しました。 妙見山方向は直進の地道のようですが、そちらからたくさんの犬の鳴き声が聞こえてきます。 やだなあと思い、右折して西の方に歩き出しました。 左折すると「堀越峠」への舗装路のようです。 夏に「堀越峠」側からバイクで入りましたが、道路崩落で通行止めになっていた道につながるように思います。 次またバイクで来てみよう。 直進の地道を気にしながら進みます。 すると、道路脇の金網越しに、犬が吠えかけてきます。 そのまま進むとその施設の全貌が見えてきました。 さっきのボランティアの女性は、この犬の施設から来られたようです。 捨て犬保護の施設のようです。 柵の中に放し飼いの犬がおり、たくさんの建物の中にもワンちゃんがたくさんいそうです。 川を隔てて段々田が広がり、犬の鳴き声さえなければとてもいいところです。 でも農作業の間中、犬に吠え声を聞かされるのはきついなあ。 施設の方らしいワンちゃんと散歩してる若い女性がやってきました。 眼下にR477らしき国道が見えていますが、この道は国道に出るのか聞いてみました。 ガソリンスタンドのある道には出るということなので、国道でしょう。 山の中では感じなかった風が強めに吹いています。 やがて人家の間の道になり、そして国道に出ました。 正面に、朝参った「野間神社」の鳥居があります。 家内と2人、「ああ、ここに出た」って、ちょこっと感動。 歩きの場合、自転車とも違う視点があります。 お店のシャッターに「PSTO」ってありました。 「なんだ?」、ああ「POST」ね。 明治の文明開化の香り満点の木造の「地黄公会堂」がありました。 朝、車で登った急坂を上ります。 恵比寿様の鬼瓦+鯱という瓦屋根のお宅がありました。 車に到着したのが1時。 「奥の院ぐるっと3時間トレッキング」の終了です。 家内と楽しい時間を持てました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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