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意を決して(意を決したのに)、家内に続いて(男子たるもの・・・でもおっかないので女子の後塵を拝します)橋を渡り始めます。
予想よりお客さんが少なく、10人ぐらいが橋の上です。 「二輪車は走行できません」って、ここを二輪で渡る度胸満点な御仁がおられるのか?僕は尊敬するね。 橋を渡りだすと、向こうから帰ってきたおっちゃん2人が、走り出しました。 「こら~何すんねん!」揺れます~。 家内の方が速いので、僕を置いて離れていきます。 中央部に来ると、ワイヤー上に固定された踏み板に節穴が開いてる。 固定されてる針金が緩んで、板が動くし。 中央部が一番揺れるし。と恐怖の最高潮になりました。 でも前の吊り橋の方が細かったから、あれより怖くありません。 本番直前学習が効いているのでしょうか。 「絶対、止まったらアカン」(この1年の吊り橋歩行修練によると、止まったら揺れをストレートに感じて、もっと怖いです)と言い聞かせながら、気力を振り絞ります。 時折向こうからやってくる人とすれ違い、幼稚園ぐらいの子が親と手をつながず笑って通り過ぎます。(なんだ~地元の子か~?) 「怖くないの?」と声をかけると、「うん」と頷きます。 僕もチビの頃は平気だったのだろうか? 中央を通りすぎると、気持ちが楽になりました。 最後の1/10ぐらいは走ることも出来そうです。 というより、早足で早く向こう岸に渡りたい。 さっきの2人のおっちゃんもこういう心境だったのかも? 向こう岸で数分うろうろキョロキョロし、復路です。 僕としては往路で満腹満足なのですが、復路をこなさなければお家に帰れません。 この復路は、往路でなれたのかさらに楽にこなせました。 大満足の谷瀬の吊り橋初体験になりました。 2時を回ったので、ここで遅い昼食にしました。 実は吊り橋横の駐車場は、吊り橋たもとに立つ「望橋」というレストランの駐車場です。 なにか買わないとアカンでしょう。 レストランに向かうと、そこから出てきたおっちゃん達が、家内の顔を覗き込んでいきます。 吊り橋に向かって大きな窓があり、そちらに向かってカウンター席が用意されており、ここから渡る人を観察できます。 「おっ、ちょっと可愛いお姉ちゃんが渡ってきたぞ」とでも仲間内で話していたのでしょう。 すれ違いざまに、弁天様を拝んだのでしょう。 家内と歩いていると、こういうことはよくあります。 こないだなんか、先輩の散骨という厳かな時の帰りに、前を走ってた先輩の船がUターンして、僕の船の横を並走します。 みんなこっち見てるけど、何も話しかけてきません。 「あれ?向こうの船にベッピンさん乗ってへんか?」「ちょっと拝みに行こか」みたいな会話があったに違いありません。 後輩の嫁さん見に来てどうすんねん・・・僕もようわかります・・・男ってアホです。 こんなんやってるから、世の女性から、見下されるんですわな。 「似合わんなあ、横のおっさん」とでも僕を見てるのでしょう。 まあほんまやからしゃあないわな。 我が夫婦、外見の差がありすぎますから・・・ カウンターから橋を見ていると、1/5は引き返しています。 さらに最初から超へっぴり腰の若者男子がおり、もう一人の男子の肩に掴まって引き返してきます。 仲間の女子の1人は、まるで草原を駆けまわる少女のごとく早足で渡り、真ん中でワイヤー持って揺らしています。 世の中にはすごい人がいるものだ。 僕が渡ってる時、あの娘がいなくて良かった~。 ここからまたGPSを自宅にセットし、R168・R24・南阪奈道路・阪和道・近畿道・中国道のルートで帰宅しました。 僕もそうですが、家内も「面白かった~。また行きたい」と大満足のツアーでした。 帰り道、横で眠る家内の寝顔を見ながら、「今日の僕はなかなか頑張ったぞ。いい所にエスコート出来たかも」。 この時期としては気温が高く、セーターでも大丈夫だったし、風が弱く吊り橋の揺れも小さかったのも満足度を上げてくれたと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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