播磨北部・因幡・美作の旅2 の巻
R29で更に西進。途中でR482に乗り換え、「隼駅」に到着。世界最速バイク・スズキ隼乗りの聖地です。僕のは、250ccの遅速バイクだけど、来てみたかったんです。駅員のいない無人駅なのですが、たくさんやってくるバイク乗りさんのお相手をするために地元の駅守りさんがいます。売店も出来ています。と、駅守りのおじさんに教えてもらいました。「何処から来たね?」「この駅のことを、何処で知ったね?」と、おしゃべりしました。僕もバイクに乗ってることを聞き、いろんなバイクが来るよと教えてくれました。若桜鉄道隼駅の交通安全のお守りステッカーを購入しました。バイクに貼りましょう。R482を西進、岡山~鳥取主要幹線のR53を南下。横を走るJR因美線は電化されていないようです。ローカル線が好きな家内は、列車がやってくるのを期待してるみたい。「智頭」到着。更にR53で美作の雄峰・那岐山の肩を抜けます。トンネルやループ橋で標高を稼ぎ、南側に抜けました。那岐山が、岡山と鳥取の県境で分水嶺です。小さな「奈義トンネル」を抜けてすぐに、目指す「三穂神社」があります。僕の遠い先祖・美作菅家党の粗・三穂太郎を祀った神社です。僕だけが訪問したことがあるので、ずっと家内が来たいと言ってました。外に出ると、これまた雨が小康状態、「私たちラッキーね」と家内が喜んでいます。参道入口の三穂太郎の像を眺め、階段を上がって拝殿本殿に上がります。三穂太郎の謂れを読み、車道の方で車に戻りました。そのまま南下し、「美作IC」から中国道に乗ってもいいのですが、まだ13時前なので、一旦「智頭」まで戻ることにしました。那岐山の峠のドライブインで、昼食にしました。智頭からR373で「佐用IC」を目指します。以前「夫婦で自転車」でお世話になった「智頭急行」と、「鳥取道」に平行しながら南下します。宮本武蔵生誕地の大原を訪問しました。生家や宮本武蔵神社・武蔵の墓などを訪問。日曜日なのに、悪天候だからかお休みのお店が多いです。続いて、智頭急行の「宮本武蔵駅」。続いて、R373沿いの宿場町「平福」訪問。宿場町、代官屋敷が残る観光地です。「平福駅」に寄ると、小さいながら落ち着いた観光駅になっていました。地方鉄道の駅は、特色を出そうと楽しいです。列車を下車されたお婆さんなのか1人、お迎えの車を待っている風でした。平福の佐用川沿いの景観を眺め、最後に平福の外れの六地蔵に行きました。ここは、宮本武蔵の最初の決闘場所です。映画やドラマでは、必ず出てくる六地蔵河原。武蔵がまだ12~13歳の頃だったようです。28歳で、巌流島で佐々木小次郎と世紀の決闘に勝利するまで、生涯無敗だった剣豪です。ここも、雨脚が落ち着いていて、ほんとにラッキーでした。再び、R373で南下し出すと、すぐに「佐用IC」でした。帰りの高速は、往路より雨はマシだったけど、風が強くなっていました。強風で、50km規制です。ワンボックスなので、時折風で振られます。明石海峡大橋は、通行止めかな?と思っていたら、ニュースで二輪車通行止めと言ってました。台風並みの悪天候で決行した播磨北部・因幡東部・美作観光でしたが、大満足な1日になりました。宮本武蔵関連など、下見探索してた材料を家内に案内できて良かった。いつものように高速に乗ると、スヤスヤ寝だした家内の寝顔を見ながら、強風の場所では速度を落とし、ゆっくり帰りました。