琵琶湖岸・寺社巡り2 の巻
自転車に戻り、浜大津港に向かって下りました。ミシガンが接岸し、芝生には家族連れが楽しそうにしています。琵琶湖岸を東進します。いい風が吹いています。はるか沖のレース艇が見えます。全部で100艇ぐらい出てるようです。たくさんレースが出来そうです。次男もたくさん楽しめそうです。「大津プリンスホテル港」という桟橋があり、横を見上げると高層のランドマーク・プリンスホテルが建っていました。「近江大橋」から瀬田川沿い右岸を南下します。遊歩道が整備されており、釣り糸を垂れる人が大勢います。大津港からずっと釣り人だらけです。レトロな可愛い船で瀬田川を遊覧する遊覧船が桟橋にいます。その出発を見送り、自転車で桟橋から下りてきた係員さんに声を掛けます。「大人1300円で、1時間遊覧。次は石山寺桟橋から出ますよ」って、教えてくれます。ミシガンより随分小さな船なので、こっちの方が楽しそうです。係の方は、自転車で陸路石山寺桟橋に向かうみたい。なんだか楽しそうです。いつか乗りましょう。瀬田川は、ボートのメッカ。各大学の艇庫が並び、ボートを整備しています。「瀬田の唐橋」下の川沿いでお昼ごはんしてる女学生のところで休憩。そこに京大ボート部艇庫がありました。へえ~ここだったのか~。川沿いの散策道がなくなりR422に乗ると、すぐに「石山寺」でした。山門前に自転車を置こうと思ったら、駐車場整理の人がやってきて駐車場内にそのスペースがあるのだとか。石山寺は、紫式部が源氏物語を書いたところで有名ですね。伽藍を回り、紫式部の像を写真に収め、下りてきました。山門を出ようと思ったら、向こうから「おおつ光君」がやってきました。「おおつ光君で~す」と、お姉さんに手を引かれながら、ゆるきゃらぬいぐるみが来ます。家内との2ショットを写真に収めました。ここで昼食を目論んだのですが、4組待ち、お隣は「40分ぐらいお待ちいただかねがばりませんが・・・」の言葉で退却。仕方ないので、さらに南下し「瀬田の洗堰」を観て、ここで昼食・・・有名だと思うのに、お店屋さんがありません。「う~む」、家内が燃料切れになりそうですが、ここから帰路・石山寺方面に戻ります。地元の幸を賞味したいが、それにこだわらず適当なお店を探していると、ちょっと古めのお食事処が目に入りました。家内からのダメ出しが出るかなと思っていたら、お腹の減りがそれを上回ってるようで、あっさりOK。店内は、地元のお客さん1人、店主さんとその奥さんという、昔はどこにでもあったお食事処です。手書きのメニューを見て、「定食ありますか?」と聞くと、黒板を示され、「今日の定食はこれ、この品みんな付くの。ご飯の量だけ選んで」と。家内は小、僕は中を注文。魚・シジミの味噌汁・お漬物・・・840円にしては豪華です。目の前の瀬田川のシジミというご当地の幸も賞味でき、味もとても美味しい。2人して、「美味しいねえ。石山寺がダメで良かったねえ」と最高のお昼ごはんになりました。往路の道を帰るしかなく、時間的にもレース終了が迫り、京阪坂本線「石山寺」駅から電車に乗ることにしました。途中浜大津を通るので、混み具合が気になりましたが、座席が埋まることなく、自転車乗車でもヒンシュクを買うことはありませんでした。「皇子山」駅下車。再び自転車を組み立て、ハーバーに戻ります。3時過ぎですが、既にレース艇は着艇していました。自転車を車に載せ、艇庫に下りました。家内から次男との2ショットをせがまれカメラを出すと・・・次男の後輩OB君が撮ってくれました。ここで僕らは帰宅。名古屋方面は、京都ICからずっと渋滞でしたが、反対はスムーズで楽しい1日を終えることができました。