のりのりライフへの道

昨晩、９時ＮＨＫ総合ＴＶで「グーグル革命の衝撃！」と題して

特集番組があった。

２週間以上前から知っていたので、楽しみに待っていた。

番組の内容は知っていたことも沢山あり、あまり衝撃はなかったが、

検索エンジン世界最大のグーグルの儲けどころがよくわかったので面白かった。

★言葉（キーワード）そのものがお金になる！

例えば、花の種が欲しい人が検索エンジンを使って「花　種」とか「花の種」

というキーワードを入力する。

そうすれば瞬時にそのキーワードを埋め込んであるホームページが沢山ヒットする。

人気の高いものから順番に表示されるので、人気がよい＝信用できる、ということ

からホームページを使って花の種を販売している会社は、

上位にランキングされるように努力する。

ホームページを持っている会社は、自分達の商品にヒットするようなキーワードを

いくつも選んで、グーグル社にキーワード事に１回いくら、という形で

お金を支払っている。

言葉がお金になっているわけだ！

これはスゴイ！

私も１２年以上、商標の仕事をしてきたので、言葉がお金になる、という概念は

容易に理解できる。

でも商標と大きく違うところは、普通名詞がお金になっている！ということだ。

商標では、一般的に普通名詞は、商標権を取得できない。

検索エンジンの世界では、ありとあらゆる世界中の言葉が使われるので、

それらの言葉がお金になるというのは確かに衝撃だ！


もう一つ、衝撃というよりも“驚異"を感じる新サービスがあった。

それが、日本市場にもやがてやってくるサービスだ。

それは携帯電話（グーグルはａｕと提携済み）で、「喫茶店」と

キーワードを打ち込むと自分が今いる場所から最も近い喫茶店を

教えてくれる、というピンポイントサービスだ！

もちろん、商店街を歩いているときは、その商店街の名前を入力する

だけで、どの店がセール中なのかも瞬時にわかる、というものだ。

つまり、グーグル側に自分が今どこにいるかということを知らせる

ことになる。

グーグルに個人情報を伝えることにより、よりきめ細やかなサービスを

受けることができる。

これのサービスに諸手を上げて喜べない私がいる。

この番組を最後まで見て思ったことは、

・グーグルは、アメリカ政府とつながっている！

・グーグルの依存度が高い人ほど自分の人生をグーグルにコントロールされてしまう！


そんなことを感じた。

私と同じようなことを感じた人はきっといると思う。