2007/02/11(日)18:47
税理士と生命保険ビジネス-1
わたしは10年以上会計事務所系コンサルティング会社に勤務していました。
そこは全国でも有数の社員200名(公式サイトでは現在は320名となっています)の
M経営という事務所(というか会社)にいました。
最初に所属したのが「税理士部門」
個人事業者、中小法人、医院・歯科医院などなどさまざまな業種の顧問先に
月次訪問し、決算・確定申告、年末調整などなどしていました。
平成のバブル期からバブル崩壊期でしたので、売り上げは軒並みダウン。
経費節減という波が押し寄せていました。
毎月顧問先の経営者といろいろな施策について相談を受けたり、打ち合わせを
します。
人件費率についての相談から、個々の社員・従業員の給料(昇給やボーナスなど)に
ついての相談も受けていました。
人件費は変動費(売り上げに影響を及ぼす)ここの節約はおすすめできかねます。
「販管費」という販売管理費の内訳の節約はないのでしょうか?
わたしは月次で訪問、また決算をしていると常々不明瞭に感じていたのは
「保険料」という項目でした。
税務の観点からは、その経理処理に目を奪われます。
しかし大切なのは、その支払っている「保険料」という項目の中身なのです。
みなさんが関っている税理士もしくは税理士事務所の職員に支払っている保険料の内容について分かるかたいらっしいますか?
「保険証券を見せてください」といって渡していて税理士(職員)が見ているところは
税務(経理処理)のための資料としてみているのではないでしょうか?
機会があればたずねてみてください。
では続きは次回に。