ゆず「カブトムシ採りに行きたぁ～い！」

ということで、

今夜は、カブトムシを採りに行った。

夕ご飯を食べて、らいむ、みかん、ゆず、

家の近くの林へ、、、。

メスのカブトムシを２匹捕まえたが、

それよりも、

もっと良いものを見ることが出来た。

　　らいむ「ゆず、来て来てぇ！

　　　　　　　見てごらん。ほら。」

　　ゆず「うわぁ～。」

　　みかん「うわぁ～、はじめて見たぁ！」

みかんの一家が見つけたのは、

セミです。ふ化をしていたのです。

見つけたときは、

まだ、木に登ったばかりで、

背中のジッパーを開けたときでした。

　　　

そう、背中が、開いたばかりで、

出てくるところでした。

それを白いセミがふ化して出てくるまで、

一部始終を観察しました。

　　らいむ「ゆず、きっとセミさんが言ってるよ。

　　　　　　　『いやぁ～ん、見ないでぇ～！』って。

　　　　　　　」

　　ゆず「そうだね。スッポンポンだもんねぇ！

　　　　　　」

　　みかん「おもしろいねぇ。
　　　　　　　
　　　　　　　でも、なんで落ちないんだろうね。

　　　　　　　今にも落ちそうだよぉ。」

一番、興奮・感動していたのは、

いつものとおり、みかんでした。

すると、、、、、


　　ゆず「ぷぅ～ッ！」

　　らいむ「」

　　みかん「」

　　ゆず「」

　　みかん「やめてよぉ。

　　　　　　　臭さのあまりに、セミが落っこちて死んじゃうでしょぉ！

　　　　　　　

　　　　　　　せっかく、これから、羽ばたこうかとしているのにぃ。」

　　ゆず「ごめんごめん。」

神秘的な瞬間を観察していたのに、、、。

静かな夜の、住宅街の林の中で、

ゆずのオナラは、大きく聞こえたのでした。

どうして、この親子は、

何処かで、笑いを取ろうとするのでしょうか？！