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【1ポンドの悲しみ】石田 衣良 著 恋愛ショートストーリ本です 共感できたのは 【ふたりの名前】 同棲していたふたり いつか別れる時に、どっちの所有物だかわからなく ならないように、必ずそれぞれのイニシャルを物に記入していた 例えば、テレビでも、ワイングラスでも… ある時、猫を飼うことになる でも、猫には当然イニシャルを書くことも なかった。初めて共有する所有物…ふたりの関係にちょっと違う風が吹く。 ノーナンも最初は、それぞれの所有物があり、財産があり…結婚当初は お財布が別々だった。家を購入してからは、最低限の支出は一緒にしたが、 今も基本は別々。現に、今働いていなくて無収入だけど、ノーナンの割り 当てられた支出は自分の貯金から捻出している。 車購入だって、自分の貯金から…周りから見たら、変な関係だと思う。 それは、ノーナンが昔から抱いていた感情…もしかしたら別れるかも が あるからかもしれない 結婚しても尚そう思うノーナンはおかしいと思う。 でも、一緒になったから、それが永遠とは限らない…と言うのが、ノーナンの 考えだったりする。ある意味寂しい人なのかもなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.02 23:24:10
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