名古屋B食倶楽部

結婚記念日に絡めて、京都で一泊。
俵屋、柊屋、炭屋に続いて、今年は、星のやさんにお世話になる事に成りました。
当初の予定では、俵屋、炭屋、柊屋をルーティーンでまわり、いずれかの常連に成る計画でしたが・・・



奥さんが、何処からか聞いてきて、渡月橋近くの星のやさん専用の桟橋から、船で宿まで大堰川を上る渡し舟が体験したい。の一言で今回の宿が決まりました。
桟橋には、船待ち合いの建物もあり、ここでチェックインを済ませて、荷物もお任せに成りますから、船には身軽に乗り込めます。



嵐山近辺には、季節が良ければ、沢山の船が浮かぶそうです。



旅館の真下に桟橋があり、スタッフがお出迎え。



客室はコテージ風



大きな窓からは、美しい山景が望めます。



向こう岸をトロッコ列車が通り過ぎます・・・



丁度宿の前でスピードを緩めるようで、お互いにご挨拶。



時計もテレビもない宿ですが、いろいろ退屈させない工夫は整えられています。
奥さんの希望で、聞香入門を。
二人貸し切りで、お香の話を聞いて、聞香用の香炉を作り、香を当てるお遊び。
平安絵巻やな～～～



天気が良ければ、この樹齢400年の大もみじの下でお茶会も開かれるそうですが、この日はあいにく寒すぎて、室内で。



でも、朝は、ヨガ教室みたいな体操の時間も有ります。
寒かったけどね。
スタッフが、参加者のためのカイロを温めてました。
スタッフは全員？英語が喋れそうです。
そうそう、偶然かもしれませんが、白人系の宿泊者はいずれも、すれ違いざまに「おはようございます。」と言えば「グッドモーニング」と返してくれますが、中国人か韓国人かは判りませんが、全く無反応で通り過ぎていきました。
たった、二組の中国・韓国人系との経験ですが、あちらの人は、見知らぬ人とは、用心して言葉を交わさない習慣なんでしょうか。
それとも、単に日本語の「おはようございます。」を知らなかったからかな。
おじさんも、「ニーハオ」以外、中国語も韓国語でも「おはよう」を何て言うか知らないもんね。



朝ごはんです。
納豆も、焼きのりも、生卵も温泉卵も、干物も刺身もありません。



焼き魚と湯葉蒸しと茸鍋、あとは雑炊を。
ごちゃごちゃしてなくてイイです。



夕食時には、お約束の結婚記念日のお祝いを。

年寄り好みの料理、設えは、俵屋炭屋柊屋には、到底及びませんが、快適な旅館ライフ、非日常性という事に成れば、スタッフの気配り、こちらの要望に対する対応能力の速さ、いずれも素晴らしいと思いました。
お世話に成りました。ありがとうございました。