名古屋B食倶楽部

花のお江戸で、初めての本格天麩羅を食べることに。
普段なら予約が取れないお店が、コロナのお陰でウエルカム状態。
ただ、ランチにとんかつを食ってしまう予定外の行動で、胃袋が驚くかも。


グーグルマップに案内してもらうと、雑居ビルみたいな、はっきり言えば、小汚いビルに辿り着きビックリ。
やいやい、ここでイイのかや~と不安になる。


中に入ったら、そこは京都の料理屋さんみたいで・・・
先客無し、し～～～～～～～～～ん。
こらあ、一見さんは緊張するな～～
コロナ対策で、間引きの席です。


店主が出てきて、ご挨拶。
マスクしてるから、表情が判らず、少なくともニコニコ笑っている雰囲気はなく、真剣な目がおそがい・・・
「岩手県の松茸です。」と一言。
こりゃ、今夜は高いなと思いつつ香りを楽しむ。
生の松茸に、ちんちんのお出汁をかけたような・・・
蓋を開けたとたん、永谷園の松茸のお吸いもんと同じくらいのつおい香りがぐわ~~~んと攻めてきます。
ほんのり甘くて、しゃくしょくしゃくしょく、美味しい噛み心地


予想外に大きなクルマエビからスタートです。
やっぱし天麩羅は海老からですか？
ウエルダンとミディアムレアーの二種類が続けて。
おじさんは後者が好き。


スミイカの天ぷらが食べられて嬉しかった。これで半身の大きさ。


レンコン


栗


バッグの中の財布を確認


舞茸の味の方が濃いね。


きりっとキス


へ～、中休みは鯛の湯引き？まつかさ？
たった三切れですが、旨いけど、おじさんに重たく堪えました。


憧れの江戸天麩羅で、初の小柱


初もんのタチはアッチアチ


丸十でなく海老芋
下味が付いてそのまま。


モズクと下に渡りガニの身が。
これはさっぱりと口直し。


明らかに揚げ方が違う穴子。
身側がクリスピー状態の衣でザクザク香ばしく初めて食べる穴子の天ぷら。
ビールが合う。


海老と小柱のかき揚げ天丼
ビックリしたのは、ご飯が煮えばなというか、まさに炊きあがったばかり！！
聞けば、それぞれのお客様に合わせて土鍋で炊いていると。
美味しかった〜、お腹がはち切れそうです。

初めてのお店ですから、ある程度は緊張しますが、それも心地よいと思える雰囲気。
若い衆は、話し声が一切客には聞こえないように気を遣ってますが、対応は優しく丁寧で気持ち良かったです。