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名古屋B食倶楽部

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2025年01月06日

加賀温泉　初めて本場で越前蟹を食べる。料亭新保さんの大女将さんが素敵な方でした。

(4)

テーマ：蟹を食べにいこう！(286)

カテゴリ：逸品

今回の旅行は、京都の友人Kさんからのお誘い。
奥さんの許しを得ての贅沢越前蟹旅行。

コレを茹でてくれます。
奥の方が、御年83歳の大女将。
粋で物腰柔らかく、包み込むような会話で、すっかりファンに成ってしまいました。

橋立港がすぐそばです。

まずはセイコガニ。

おじさん、生の海老や蟹って苦手なんですが、これは癖が無くて美味しい。
泡雪なの薄甘く、プツプツの身一粒づつが口腔粘膜を刺激してくれます。

真打登場、でで～～んとデカイ！！

蟹味噌酒泥棒。
白い脂肪のふわふわ感と蟹味噌のコク、たまらんわ～

指の所も折ってあり、そこに細い足が押し込んであります。
その足をもっと深く押し込めば、するすると太い足の身が出てきます。
いや～、温かい蟹の繊維の食感がたまらんです。
そして甘さが痛いくらい濃い！！じゅわ～っと蟹汁が繊維の間からあふれてきます。

炙った太い足の殻で、燗酒を飲むお遊び、カニストロー

こちらの、贅沢に菊炭で炙った甲羅酒の方が、香ばしくて何倍も美味しかったけどね。

ワタが残った中に熱燗入れても当然うまい。
もう、燗酒を何本飲んだか記憶が無いです(笑)

焙烙焼きガニ？

あっちあち、何本でも食べられるけど、腹がパンパンに成って来た。

鰤大根、大きな大根で、もう絶対食べられないと思ったら、これが信じられないくらい良い味付けで旨いんです。
ブリだって魚だから魚臭さがあるじゃないですか、それが大根に移っていません。
出汁だけが入り込んでるんですよ、そして大根の軟らかさが固いゼリー状態。
売ってもらえるなら大根一本分でも欲しかった。
今まで食べた鰤大根で、断トツ一位。

やはりコレを食べるために蟹が居るんだよね。

腹パンで二杯しか食べられなかったのが残念。

当然太るけど、食い無し、悔い無し。