11月に読んだ本はたった一冊 松本清張 昭和史発掘4
11月は一冊しか本が読めませんでした。忙しいのと、本が手強いせいです。小林多喜二の名前は知っていますし、プロレタリア文学という名も知っています。獄中死したことも知っています。でも、高校時代、小説を読んだのか、読んでないのか、記憶がありません。戦争へひた走る軍隊の潮流を、清張が昭和史発掘シリーズの中で幾つも書いていますが、軍人の名前が多すぎて、また、資料として出てくる取り調べの調書が旧仮名遣い、カタカナ、文語体で理解できず、全体像が、おじいさんには把握できず、今回も陸軍士官学校事件は最後まで読めませんでした。小林多喜二が特高で拷問され殺される部分は、本を閉じたくなるほど残酷でした。戦前の警察の取り調べとはこんなひどいものかと改めて知りました。戦争地での拷問は、今も変わらないと思うと恐ろしいです。