にるや かなや * Niruya kanaya *

2006/09/09(土)13:35

母は退院しました。

お空に還ったノゾミちゃん(74)

昨日、抜糸というか、ホチキスを抜いて、 バタバタと退院の日取りとなりました。 これからは一日に何度もノゾミちゃんの お見舞いに来ることも出来ないので、 朝の4時におっぱいを絞って、 面会に行き、退院間際の10時半にも 母乳を持って面会して、母体最後の 診察を終えて、会計やら退院手続きやらを するうちに12時過ぎととなりました。 24週6日の子宮は、まだまだ赤ちゃんが 大きくなる前だったということと、 緊急手術で(おそらく)病院に残っていた 先生たちをかき集めた状態だったこと、 などを含めて考えてみても、 ハハにとって、はじめて術後の傷を見たときは けっこうな衝撃がありました。 なんでも今回は「古式帝王切開術」とか 言うらしく、未発達の子宮から赤ちゃんを 取り出すために、ふだんよりかなり大きく 切ったんだそうです。 ところがですね、ノゾミちゃんは ハハのおなかを切ったところで、なんと! ちゃんと下から正常に、ちょろんと 出てきてしまったらしいんです。(笑) なんていい子♪ 直前で、逆子を自分で治して、 正常分娩で生まれてしまいました。 先生たちはおなかを開けてしまったので、 せっかくだから(?)と、胎盤などは 切開したほうから引っ張り出したそうです。 あははは、なんだかなぁ…。 で、ですね。 術後、二日目にようやく自分の傷跡を 見ることになったんですけど。 実母が20年前(!)に受けた、子宮筋腫の 手術跡よりかなり大きいうえ、 まっすぐに切られていない…。 うーん、こりゃまたずいぶん スゴイなぁ、と思いましたですよ。 ヘソの下から15センチ以上、 21コのホチキスで留められ、 左からビミョーにナナメに走っている傷跡。 うはははは。 笑うしかありませんね。 まぁ、腹筋を切ってしまうと、 二度と元通りにはならないらしいので、 癒着などの問題を除いても、 やはり病気をしやすくなる傾向があり、 今後は体調管理にも気を配らねばなりませんね。 東洋医学でも、手術すると経絡が 断ち切られてしまうと聞いたことがあります。 なんにせよ、手術時に呼吸器の装置を 肺のほうに入れられていたため、 喉に炎症があるらしく、痰を伴う 激しい咳に襲われては、悶絶しております。(^-^;) まぁ、こんなもの、ノゾミちゃんのことを 思えば、拷問にもなりませんけどね…。 ノゾミちゃんの面会後、 実父の車に乗って、約40分。 これかまた、けっこうイタイ。 車に乗るのに、腹筋を使っているって、 健康な状態では想像もつかないでしょう? いやー、コレがけっこう揺れる車内で 身体を支えるために、腹筋使うんですよ。 しかも、シートが傷跡に当たって、 スレて、これも痛い。 でも、実家に帰って、ムスメが駆け寄ってきて、 「かぁ~ちゃ~ん!」とひしっと しがみついてくれたときには、 涙がにじみましたよ。 今は、ムスメの天真爛漫さに 救われています。 でも本当に今回のことは、 ムスメが先に生まれていて くれたことに感謝しています。 とはいうものの、ムスメの素朴な疑問 「あかちゃんは?」と訊かれると 返答に困ってしまったりして。 ムスメも楽しみにしていただけに、 「いまは調子がよくなくて、  病院にいるんだよ」と 言ってあるんですけどね。 退院の間際、担当のNICUの先生に 聞いた話では、ノゾミちゃんの状態は 「安定しています」とのこと。 元気に手足をバタバタさせています。 日記枠の右側にあるスライダを使って、下まで読んでね♪ 人気blogランキング参加中♪ 励ましがわりに「ポチッと」押していただけると、 ランキングに反映されて筆者が喜びます♪

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