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いやもう、なんと言っていいのやら。
そりゃーもうビックリしました。
ムスメの水泳教室から帰ってきて、
実母から電話がかかってきて、
「お父さん、心臓の手術したから」
…………。
ハァア?!?!
なんですと?!
もう、耳を疑うことばかり。
なんせ、ウチの実父は、リタイアはしている
ものの、元気そのもの、病気ひとつせず、
毎朝起きるなり、きちんとストレッチして、
大型犬の散歩して、ばっちり戸外の清掃の
アルバイトして、暇なときにはジムで鍛えたり、
プールで泳いだり、食べる物も、栄養士の実弟に
日々管理されてたり、とまるで問題ない生活を
送っていたんですよ。
それが、ですよ。
いきなり、犬の散歩中に胸が苦しくなって、
動けなくなった、ということが
数日のあいだに二回あったんだそうな。
この日は、天気も雨のため、
実父のアルバイトも休みになったため、
そんじゃー循環器科にかかるか、と
腰を上げたんだとか。
診てもらったとたん、即入院ですよ。
しかも、即手術ですよ。
１時間で、生還してまいりました。
心臓に入る血管のうち、一本が
極端に細くなっていたため、
胸の圧迫感があったそうです。
もし、アルバイトがあって、
そのまま出勤していたら……。
考えるだに恐ろしい。
普通に行くつもりだったと言うから、
実母が怒っておりました。
まぁ、偶然胸の圧迫感に危機感を持って、
アルバイトが休みになり、とりあえず
病院に行ってくるかと考えたのがよかった。
そして、たまたま足を運んだ循環器科の先生が、
私が娘の切迫流産で入院していた、大きな病院から
開業した先生で、
そしてたまたまその病院には、
血管にカテーテルを入れる技術に長けた
先生がいたということに運があったようです。
実母から話を聞いたときには、
あまり実感がわかず、ふーん、助かったんだ、
よかった～なんて感じだったんですが。
電話を切ってから、その病気の恐ろしさ、
一歩間違えば、どうなっていたのか
わからない、という現実が迫ってきて、
手が震えて、腰が抜けそうになりました。(^-^;)
いやもう、本当によかった。
なんでもいい、本当によかった。
術後の先生曰く、
もう、健康な人と変わらないから、
普通の生活を送って構わない、とのこと。
入院して、その日に手術して、
５日後には退院できるんだとか。
スゴイことですよ、コレは。
なんせ、手術痕と言えば、右手首の血管から
カテーテルを入れた、小さな傷痕と
動かないように右手を圧迫固定した
青アザのみ、なんですよ。
手術中も、腕の局所麻酔のみで、
意識もハッキリしているし、
手術が終わってしまえば、もう
なんともなく動き回れるんです。
ノゾミちゃんのときもつくづく
思い知らされたけれど、
現代の医学って、本当にスゴイんですよ。
そう、20年前だったら、こんなに簡単に、
普通の生活が送れたかどうかわかりません。
胸を切り開いて、血管をいじって…、
助かったどうかすら定かではありません。
あぁ、本当に感謝するのみです。
ムスメも、早く元気になったじぃじと
川へ行ってバーベキューがしたい、と
言ってました。
笑って暮らせるって、本当に幸せです。
↑ありがとう、ありがとう…。↑
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