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2018年02月28日
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テーマ:高校受験(1059)
子育て関連の日記は何年も記述していませんでしたが、節目でもあるので今回は長文で綴ってみようかと思います。

娘っ子の受験が終わりました。

2018年の神奈川県公立高校入試は傾向が大きく変わり、受験終了後はかなり混乱したコメントを見かけました。

昨年2017年が易化傾向だったので「今年は難しくなる」とは聞いていましたが、まさか出題傾向自体が変わるとは思っていませんでした。
実際、学校と塾を合わせてそっくり模試を8本受けた結果と比較しても、本番当日で一番の「5教科総合最低点」を叩き出し(^^;;、本当に合格できるかどうか、ただただ不安しかありませんでした。




遡ること娘っ子が中学1年生の秋。
小学校のころから公文に通い、算数と数学を習っていたのでタカをくくって夏休み明けのテストを受けたら結果が散々だったことからはじまります。

水泳部に入って、毎日続いた夏休みの練習で体力がもたず、帰ってくるとバタンキューで学校の宿題をやるので精一杯。
このまま放置していたら、大変なことになると夫婦間で喧々囂々。

旦那はかつて中学理科教師の資格(本来は数学のほうが専門だったのに、必修科目が多かった?とかでやめたらしい)を取り、現在は数学でご飯を食べている人。
数字が大好きで、勉強ができる人です。
大学時代に家庭教師をやっていて、教え子を複数大学受験を成功させた実績あり。結婚前に「この人の子供は勉強に絶対困らない」と思った記憶があります。

反して、私は美術以外はすべて平均点。
手先が器用で絵を描くのが好きで印刷業からPCでデザインをやる職業に付いていたのと、長文を綴るのが得意な程度、数字アレルギー(笑)なので、我が子に教えるなんてとてもとても。
名ばかりの英文科は出ているので、英語が上達するためにはどう努力すればいいかくらいはわかりますが、自分自身は英語さっぱりです。

娘に聞いてみると、公文は計算中心で図形や関数、文章問題は教えてくれない、まったく手に負えないと言い出しました。
文章問題については小学校時代から不安があったため、受験用の塾に切り替えることを考え始めました。

ところが公文経験者で、数学の天才(旦那の実弟談)の旦那は「くもんを辞めると計算能力が落ちる」「塾を変えると成績が下がるかも」となかなか譲らない…。(^^;;
しかし旦那は平日は深夜帰りだし、私はまったく教えられる気がしない…どないせぇっちゅーんじゃ、と口論もしました。

結果、周囲のお母さんたちの口コミで評判のよかった近所の塾に「やってみなきゃわからん!」と通わせることになりました。
女の子だし、当時はそこそこ中より上くらいの高校に行ければ上々くらいに考えていました。

公文は秋で数学を辞めて、英検の評価はいいため英語だけに切り替えました。
公文の英語はICリーダーがあるので、ネイティブの発音を聞いて繰り返し発声練習ができるのがいいところ。

塾でやる受験英語に比べ、公文はどちらかというと実用英語。
娘の代から大学受験の傾向も変わり、今後は大学受験に英検2級が必要になるので同時進行で続けることにしました。

中一から英検4級を受け始め、最終的に準2級合格。
2017年の秋で2級の一次に合格しています。
始めた当初は苦手科目だったそうですが、現在は英語が得意科目になっていると娘が面接用シートに書いていました。

英語に関しては、公文で続けてよかったです。
(2級二次合格まで継続予定)




転機は中二の秋、某高校の学園祭に遊びに行ったこと。
神奈川県下で、公立の偏差値上位高校。校舎は古いですが、生徒が穏やかで楽しそうに過ごしていて、文芸部でもらった作品集がとても面白かったようです。

「この高校に来れたらいいね」「でも偏差値高いから無理だろうなぁ…」というのが、当時の感想でした。

そして三学期の成績表を見て、もしかしたら…という希望が出てきました。

しかし…三年の一学期で大きく成績を下げたため、焦った娘は夏休みから偏差値を上げる努力をはじめました。
「一学期は提出物がなく、評価の対象にならないので、期末のテスト点数が成績に直結する」、ママ共情報で「一学期は気持ちを引き締めるために成績を下げる」という情報から、提出物はA○がもらえるように完璧に、塾の先生からアドバイスをもらい「運動音痴で体育の成績がキビシイ」のは仕方ないので筆記を頑張り、授業前後の準備を率先して手伝うといったことを心がけていたようです。

夏休み間は学校に通うより過酷な日々(笑)でした。
水泳部だったので、毎日午前中(夏休みに休みは二日だけ)はプールで5〜8キロ泳ぎ、午後は塾、もしくは夏期講習間は一時間だけ部活に出て早退後に塾で夜まで、帰ってくると学校の夏期宿題を夜中2時までやる生活…特に量をこなし、自由課題(作文や工作)もバッチリと…と本当によくやったなぁと思います。

ちなみに夏休みの美術自由課題製作がこちら。
母の知識&技術力で「指導」(?!)しました。







まぁちょっとヤリスギ感があったので、作品だけでなくきちんと作成中の写真を撮り続け、製作方法をまとめた冊子状のレポートも提出しました。
美術の先生が和風な表現を好む方だとかで、「S」評価いただきました。(*´▽`*)

社会科の宿題だった作文は、お仕事関連のヒントをもらい旦那から聞き取り調査を行い、作文にしあげました。
旦那曰く「やりすぎた…」(^^;;




夏休みを振り返り、娘が感想を一言。

「あんなに大変な日々はかつてなかった…」

とはいえ、居眠りや寝落ちをしながらも毎日1日も休まず夜中2時まで勉強し続けても乗り越えられたのは、運動音痴ながら水泳部で三年間、体力を作り続けたおかげだと思います。
一年生のときは、夏休みは体力が持たなかったもんなぁ…。

本当に喘息も出なくなったし、風邪ひとつ引かなかった。水泳すごい。(水の色、沼だけど(^^;;。水の硬さ、柔らかさがわかるようになるあたりもマジですごい(笑))

運動部にいたせいか「動かないと頭が回らない」「血が巡らない」、夏休みが終わって部活をやらなくなってから急に肩こりを訴えるようになったあたり、適度な運動は大切だなぁと実感させられました。

父親である旦那は、娘に「わからないところがあれば持ってこい!!!」
布団に入って寝ようとしているところを叩き起こされて、数学の解き方を教えられ、できるまで自作の問題を解かされること度々。(笑)

「家に家庭教師がいるようなもんだね」
「友達にズルイとか言われない?」と訊いたら、

「寝ようとしてるところ叩き起こされて説明されると言ったら『いやだ…』って言われた」

そりゃあそうだわなー…。(^◇^;)




そして、2学期末。
いよいよ成績評価がきました。

旦那はここまで評価されるとは思ってなかったらしい。
私は9教科合計で、最低で42、最高で44と予想。

結果は最高点でした。
コレで志望校、イケるかも、と思いました。
しかし、親の勉強不足がここで響き、志望校がギリギリまで決まらない。

安全圏を取るなら志望校を下げるべき、しかし挑戦させるべきか。

最終的に併願の私立高をギリギリになって見学に行き、納得の末、進学率のよい都内の私立に決定。
模試の成績を考えるとかなりギリギリだけれども、娘の希望通りにAランク上位校を受けさせてみようということになりました。

そして形だけ(併願の場合、内申点で合格者の選出が済んでいるので、申し込んだ時点で合格が確定している。「試験を受けない」「名前を書かない」「よほど酷い答案を提出しない」かぎり不合格にはならない。病気の場合でも別室でテストを受けて点数が限りなく低くても合格です、と説明会で言われた)の私立受験をして、翌日無事、合格証書をもらいました。

きれいな体育館で大人数が粛々と封筒受け取って、中身確認して特に発言することもなく退出する、というシュールな光景。
合格がわかっているから、泣く人もいないしなぁ…と不思議な世界でした。(笑)

これで安心して、公立を受験できる、とほっとしました。

公立高校受験、試験当日。

波乱の幕開け。
帰宅した娘の「だめかも…」

自己採点が30点ダウン。
模試の点数より低い…あぁ…終わったかも…。

「覚悟はしておいたほうがいい」と強く言い放ってしまった…。

結果が出るまで、毎日「万が一、落ちてもあの私立の高校なら綺麗だしまじめに勉強できそうだし、進学率もほぼ同じだし、どちらでもいいよね」と合言葉のよう繰り返していました。(^^;;




結果待ちの2週間、長かった…。
発表日前日はさすがに胃が痛くなりました。

→ここからは実況形式でお送りします→→→→→→→→→→→→→→→

現地には10分前に到着。
正門の前にはありとあらゆる予備校の関係者がゾロゾロゾロ〜
パンフレット大量に持たされそうになるのを片っ端から断る
受かるかどうかもわからんのに、今から大量にもらってどうすんじゃー!!!(怒)

体育館前にて娘と別れる。
体育館内に入っていく娘を見送りながら……、

あっれー、親が少ししかいないんだけど…
え? コレ来なくてもよかったパターン?(^^;;

しかも、スリッパ忘れて体育館に入れないじゃん…
外で待っとこ…みんな待ってるし…待ってると段々と冷えるわー

あれーなんか合否封筒渡される時間10分過ぎたけど…なんかもう配ってる?
あれー? どうなってんのー?

寒いし、陽の当たるところに移動すっかぁー
なんかちょっとトイレ行きたくなってきたんですけどー

あれっ、渡り廊下のほうから退出してるんですけど!!!
娘の受験番号めっちゃ早い数字なんで、もうとっくに退出してるハズ!!!

アァン?!
娘、どこ行った???

先生「合格された方は、靴に履き替えてそのまま校舎にお入りくださいー」


?!?!??!!!


いない…
ここですでに20分経過。

もしかして…いやいや、まだわからん、泣きながら出てくるかも!(誰も泣いてない)
淡々と、ただ淡々と皆、出てくる…
淡々と封筒抱えて、上履きから外履きにはきかえて出てくる…

帰る子、少なくない???
(たぶん、かぎりなく自信のない生徒は時間をずらしていると思われる)

このとき、「合格した方は向こうの出口から退出する」との声を聞き、移動してみる。
不安になりつつ、娘の姿を探す…いないよー…

えっ、もしかして体育館前にいたりする?それともあっち?としばしウロウロ。
合格者が出てくる出口で「もしかして…合……格………?!」と疑いながら廊下の窓ガラスを見てみると、

あっいたーーーっ?!!!

やった、合格じゃー!!!
早速、旦那と両家祖母の携帯にメール。
速攻実家から電話かかってきた。(笑)

実は、ここまでかかった時間60分。
どっちつかずの時間が長過ぎて、実感がわかない…

娘、出口からのんびり姿を現し、「受かってた」。

合格の文字見て、思わず「え、マジで?!」と声が出てしまったらしい。



ってか、待ってる間に寒過ぎてトイレ限界ですすみません感慨より前にまずコンビニへGo!でございます。




よかった、色々な意味(笑)で本当によかった…!!!

中学校にご報告、塾に行ったらまだやってなかったので、事務に電話で合格を連絡してから、お寿司食べて、それから戻ってきたら塾の先生に涙ぐまれました。

「お電話ありがとうございました!
(娘)ちゃん、よかったよぉー!
心配してたんだよ、本当に合格してよかったね〜!!!」


そりゃあもう、塾の先生、自己採点でギリギリどころかたぶんムリと思ってたと思うんで(娘自身がそう思ってた)、本当に喜んでくれました。

娘曰く「一生分の運を使い果たしたような気がする」

いやいや、まだ生誕15年目ですべて使い果たされても困ります(^^;;
単にあなたの努力が実を結んだだけの話です。

今回、出題傾向が変わり、STEPの塾生の速報でおそらく昨年から平均点が-30点下方、上位校は成績はさほど変動しないため-10点程度(ただしAクラス校の最低ラインはもう少し下方の可能性あり)という速報が出ていました。

結果は合格。
翌日の今となって、ようやく実感が湧いて落ち着いてきました。
よかった。努力って結実するものなんだなぁ。

旦那もよくがんばったなぁ…。
娘に勉強を教えている光景、ふたりの「家族の姿」みたいなのを外から見ているのが好きでした。(*´▽`*)
旦那ね、すごかったんだよ…数学に関しては娘の不得意分野把握してた。
毎回、模試が返ってくると自分で解き直して、どこが足りてないか全部見てたんだよ。

どこをやったらいいか、いつも娘にアドバイスしてた。

こんなお父さん、なかなかいないよ、感謝しないとね、といつも娘に言ってました。

え?私? 母親は何してたかって?
ダメ母なんで、ぜーんぶ見てただけでーす。(笑)

深夜寝落ちしないように一緒に起きてたり、今年に入って朝きちんと5時に起きて勉強できるように早起きして弁当作って、くらいしかしてません。
勉強面はまったくフォローできないんで。(^^;;

もう勉強は娘の方がすっかり上になってしまったなぁー。
ってか、かつての自分の友人でも行ったことのないような学校へ入学しちゃった…マジでびっくりです。
よくがんばったなぁ…。

書類を記入しつつ、今週末は制服作りにいかなくちゃと思っているところです。
さて、晴れて卒業式に笑顔で出られるぞ!

ようやく水平平伏智歯(横向きに寝ている、歯茎に埋没した親知らず。骨を砕いて歯を切断してから抜く。骨折扱いになる、外科手術45分かかった)の腫れも、手術から1週間経ってほぼ引いてきたけどね。




まだ同じ状態のが左側にもあるんだけどね…。
4月か5月にまた手術だ…。(;_;)


追記、

塾で合格者の撮影会がある、というちっちゃいプリントもらってきてたんで、あーそうなんだーと思ってたら、上位校合格者だけだったらしくて、先生に「(娘)ちゃん、行ってきてねー!」

コメントとか書かされて、塾の印刷物やウェブサイトで使われますけど大丈夫ですか?と言われました。
旦那のお義父さんが肺炎で入院中ということもあり、こういう喜ばしい露出は断ることもないだろうと参加させてきました。形になれば見せることもできるし。(*´▽`*)

いつからの分から対象になるのかよくわからないけど、塾費も半額返ってくるはず。
いやー、娘、本当に大したもんだ…。





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最終更新日  2018年02月28日 19時53分52秒
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