金魚ちゃんが死んじゃった…。
ピンポンパールのボールちゃん、このところ状態が悪くなっていた。どうやら浮き袋がうまく働かなくなったらしくて、常に横になったまま。片側の鱗の下が内出血しているのが見える。うーん、こりゃマズイかなぁ。ピンポンパールは、飼育が難しいらしく、転覆病にかかりやすいとか。そのボールちゃんに寄り添うように、コメットのアカちゃんがいつもくっついていた。はじめて水槽に入れた当初には、あんなにボールちゃんを追っかけ回して、つつき回していたにもかかわらず、時折、ボールちゃんを起こしてあげようとまでしているような素振りをみせる。なんか可哀想だねぇ、なんて話をしていたわけ。この日曜日、昼間にダンナさんが水槽の手入れをしていた。夕方から、ボリショイサーカスを見に、関内に行く予定があったため、水槽内の水を安定させるつもりで、金魚ちゃんたちをバケツに入れたまま外出してしまったのだった。帰ってきたのは、夜10時。7時間くらい放置してしまった。見ると、黒出目金のクロちゃんが浮いている。まさかと思って、水草の下を確認したら、ボールちゃんも動かなくなっていた。前々から元気だったアカちゃんだけは、元気に悠々と泳いでいたけれど、クロちゃんとボールちゃんは死んでしまった。どうやら、狭いバケツの中で酸欠になったらしく、弱い個体から息絶えてしまったようだった。いままで、似たようなことをしてきたから、こんなことになるなんて、想像もしなかった。ムスメに死んでしまったことを告げ、お外の土に埋めて、ムスメと手を合わせた。「ボールちゃんとクロちゃんは、ノゾミちゃんの ところであそんでるの?」とムスメが言った。「ちょっとさびしいね」とみんなで言った。残ったアカちゃんは、いままでずっと一緒だった金魚ちゃんたちがいなくなったせいか、妙にオロオロするようになってしまった。鏡面に映る自分の姿を、ずっと追いかけている。金魚は一匹よりは、複数、それも3匹で飼うほうがいいと聞いた。たしかに、いままで複数飼いをしていたので、一匹では可哀想かもしれない。新しく金魚を選びに行くことにした。以前、ボールちゃんを買いに行ったペットショップ。かなりの水の管理に配慮がされていて、水草も金魚も清潔で、元気なものばかり。うーん。一匹、600円。700円、950円。それ以上。しかも、みんな大きく育っている。我が家の最小サイズの水槽では、とても2匹迎えるのは難しい。迷いあぐねていると、後から店に入ってきたベテランらしき年配の男性が言った。「あ~、シンコが入ったんだ!」「うん、5匹1,000円ね」「じゃあ、5匹もらおうかな」………シンコ?!って、新子?!のこと?そこにいたのは、かなり小さい金魚ちゃん。2センチくらいの、背びれのない真っ白な個体。お店の人に訊いてみた。「すみません、これって2匹でも 売ってもらえますか?」「いいですよ、1匹250円になっちゃうけど」「あ、それでいいです」「好きなのを選んでね~」ということで、500円で2匹の金魚ちゃんが仲間入りすることになった。なにも訊かずに連れて来ちゃったので、種類がよくわからないのだけど、調べてみたら、カタチからすると、ランチュウみたい。でも、1匹は頭の上に赤い模様が出ているので、もしかしたらタンチョウなのかしら。まだ小さいから、頭のボヨボヨはないし、ランチュウの原種であるマルコに近いカタチ。まだ小さいからなのかしら。大きくなるにつれて、ボヨボヨも育ってくるのかもしれない。2匹の金魚ちゃんは、元気に水槽を泳ぎ回っている。アカちゃんの行動もだいぶ落ち着いた。新しい金魚ちゃんをつつき回すこともなく、なんだか悠然と泳いでいる。さあ、新しい金魚ちゃんたちは、どんなふうに育っていくのかな。ちょっと楽しみ♪(*´∀`*) ↑毎日、暑いから水槽の中を泳ぐ↑↑金魚ちゃんたちを見ると癒されます♪↑日記枠の右側にあるスライダを使って、下まで読んでね♪人気blogランキング参加中♪面白かったと思ったら、励ましがわりに「ポチッと」押していただけると、ランキングに反映されて筆者が喜びます♪