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カテゴリ:ある男の日記
私の携帯電話は比較的ヒマです。メールは1日に1~2通(やり取りが続く日もありますが)、電話は週1回かかってくるくらいの頻度です。
携帯が広まって世の中が狭くなったような気がします。特にイヤな情報を教えてくれる連絡を受けた場合には如実にそのことを実感します。私が受ける連絡ってこういったものが多いです。 私はこういうことをよく理解しているつもりなので、連絡手段を手に入れるのは比較的遅めでした。大学の頃に流行ったポケベルなんていうのも、最終的には持たされたのです。上下関係が厳しい団体に所属していたので、同級生との横の連絡は頻繁に入りました。しかし入る連絡といえば「センパイゲキド シキュウレンラクシロ(先輩激怒至急連絡しろ)」とか「ハヤクコイ(早く来い)」などといったものばかりでベルが鳴るたびにビクビクしたもんです。中でも「シキュウ」という言葉が使われる頻度が高かったです。一度でいいから「アイシテル」とか普通の学生さんと同じ使い方をしてみたかったです。楽しかったことといえば同級生に「シーチキン」とか意味不明のメッセージを送ってイライラさせたことでしょうか。同級生はみんな緊迫した使い方をしていたので意味不明なメッセージは「暗号か?」と勘繰ってしまうのです。 携帯を持ち始めたのは大学を卒業したあとアイルランドで勉強していたときのことでした。もちろん連絡を取りたくない人なんてまわりにいませんでしたから、あの1年半の間だけは楽しい連絡を取ることができました。 働き始めて携帯を持っていますが、休日にイヤな連絡が入ることがたびたびです。親切に同僚が何かのトラブルを教えてくれたりするのですが、私にとっては「ありがた迷惑」に近いかな。たぶんみんな同じだと思いますけどね。 真ん中から真っ二つに叩き折りたい衝動に駆られるのはわたしだけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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