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カテゴリ:ある男の日記
本日は午後から仕事なのですが、その前のひと時を利用してふと思い出したことを書こうと思います。 先日駅のホームで歩きながらすもも漬を食っているやつがいました。すごいと思いました。 小学校3年か4年くらいのとき「すもも漬」が流行りました。どう流行ったかというと、みんなあの甘酸っぱさがだめで食えなかったので「これを食えたらすごい」というある種の「最強の称号」を得るために挑戦していたのです。 私はとても食べられませんでした。あのにおいもだめでした。でも最強の称号を得るために果敢に挑戦しました。すもも漬が好きなやつはこれ見よがしに私の前で食べて見せるのですが、そういうやつは喧嘩が強いやつだったので歯向かえませんでした。 通に言わせると中に入っている実よりも、あの真っ赤な「汁」がうまいらしいのですが本当でしょうか? 子供社会というのはある意味残酷な側面があり「すもも漬を食えるやつだけで遊ぼうぜ」とかバカな基準を作るやつもいるもので、私は公開処刑のようにみんなの前ですもも漬を食うことになってしまったことがあります。私は勇気を振り絞ってパックにストローを突き立て、真っ赤な汁を飲み始めたのですがダメでした。私は涙目になりながら「今日のところは勘弁してほしい」とリーダー格の男に告げて帰りました。涙目になってすもも漬を見たあのときの映像はいまだに脳裏に焼きついています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月03日 10時56分25秒
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