こそっと!のせっち ~よかろーもん!~

2006/10/17(火)22:55

MotoGP第16戦ポルトガルGP

MotoGP(29)

今回は大大大波乱のレースでした。 今年のレースも残り2戦。ランキングトップのヘイデン(ホンダ)がロッシ(ヤマハ)に12ポイント差で、結果いかんではヘイデンのチャンピオンの決定の可能性も。予選はロッシがPP、ヘイデン3番手とフロントローに並びガチンコ対決ムード。 スタート後最初の左コーナーで中野(カワサキ)がホプキンス(スズキ)と接触し(され?)転倒リタイア。グラベルで動かなかったので一瞬ヒヤリとしたけど軽傷ですんでホット一息。レース後のインタビューも普通に答えていました。ちなみに来期はホンダと交渉中だが契約には至っていないとの事。コニカミノルタ入りが有力視されています。ちなみにそのコニカミノルタホンダは来期ブリヂストンへのスイッチも噂されているので、ますます移籍が濃厚。 2ラップ目にストーナー(ホンダ)がまたもや転倒。ジベルナウ(DUCATI)を巻きこんでしまう。これでジベルナウは再び鎖骨を負傷、右手を骨折してしまう。しかもストーナーには来期のドゥカティのシートを奪われることが決定とまさにダブル押し出し…。 トップはロッシが逃げ、2番手でチームメイトのエドワーズ(ヤマハ)がヘイデンやペドロサのレプソルホンダ勢を抑えサポート体制! そして5ラップ目に大事件が!!! なんとペドロサが転倒しヘイデンを巻きこんでしまう! どうやら進入でリアが浮き、縁石でバウンドしたため転倒した模様。 グラベルでヘルメットを取り怒りに悲痛の混じった表情で叫ぶヘイデン。コース脇をヘルメットも取らずに肩を落として歩くペドロサ・・・。ヘイデンのチャンピオンを決めるレースがよりによって同志討ちという最悪の結果にレプソルホンダのピットは静まり返る。 レースは進み、なんとエリアス(ホンダ)とロバーツ(KR)がトップ集団に加わる。大きく離れた後方5番手は玉田(ホンダ)が一時最速タイムを出しながら追い上げる。 今回から来期に向けてイルモアが800ccでテスト参戦。ライダーはマッコイ。F1エンジンで実績のある(今はF1部門は別会社だが)イルモアが来期はどうなるかな?2台体制も検討中との事。最後尾&ピットインをするなど戦闘力は当然まだないが良いデータを取れたことでしょう。しかもリタイア続出で15位ポイントゲット。マシンはカワサキに似ているが、デザイナーは元カワサキだそうで納得。 トップ争いはさらに激化!テールスライドしながら責めまくるエリアスは250cc時代を思い出させるすばらしい走り。ロバーツも一時トップを走行。しかし周回数を間違えるハプニングで3位後退。 ラストラップでトップを覗うロッシ。ふんばるエリアス。最終コーナーをほぼ同時に立ちあがり最初にチェカーを受けたのは数センチ差でエリアス!MotoGPクラス初優勝! その差はなんと0.002秒!まばたきより短いです これでランキングはロッシがトップ。2位ヘイデンと8ポイント差で最終戦を迎えることに。 ヘイデンとペドロサはピットで和解。ペドロサが謝罪し最終戦でサポートし1-2フィニッシュを目指すことを誓ったそうです 250ccはロレンツォ(アプリリア)のチャンピオンが掛かったレース。しかしプレッシャーからかいつもの走りは見られず高橋(ホンダ)との5位争いを制するに留まった。 優勝争いはドヴィヅィオーゾ(ホンダ)、青山博一(KTM)、デアンジェリス(アプリリア)に絞られ、最終コーナーからの立ちあがり勝負を制したのはドヴィヅィオーゾ!青山は惜しくも2位。その差は0.015秒!こちらも大接戦でした。それにしても青山はかなり乗れています。来期はカワサキの誘いを断り、KTMで250ccチャンピオンを目指すそうです。 これでロレンツォとドヴィヅィオーゾのポイント差は13ポイント。こちらも分からなくなってきました 125ccは来期仕様のマシンを投入したバウティスタ(アプリリア)が独走。圧倒的な強さを見せました。 小山(マラグーティ)が6位に入り健闘した。 今回のまとめ 1.レプソルホンダの悪夢…まさかの結果に 2.中野またもやリタイア。付いてない・・・ 3.玉やんようやく光る走り! おまけ そういえば今年のロッシの苦悩は、エリアスとの接触で始まったんだっけ

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