こそっと!のせっち ~よかろーもん!~

2007/02/14(水)00:33

キャロルのPCクッキング!

アキバで仕入れたPCパーツをキャロル部屋に持ち込み組立を見学した。 実はキャロルもPCを1から作るのは初めてらしい。今まで使っていた奴は、ミニタワー型のVAIOの中身を改造したものらしい。 それでは調理開始。 1:まずはマザーボードを出します。今回は標準的なマザーボード(らしい)ASUS社 P5Bを使用します。 2:CPUソケットにCPUをセットします。用意したのはインテルの最新CPU、Core2Duoの中間グレードE6300。 3:CPUに付属のCPUクーラーをしっかり固定します。このとき押し付けすぎてマザーボードの基盤を割らない様に気を付けましょう。 4:次にPCIエクスプレスのソケットにグラフィックボードを差しこみます。このボードで使っているチップは最新じゃないけどキャロル曰く充分な性能らしい。ちなみにグラフィックメモリーは256MB。 5:メインメモリーを差しこみます。贅沢にも1GB×2で合計2GB。こりゃ速そう。 6:ケース本体に電源ユニットを取りつけます。いろんなコードがうにょうにょ出てる・・・。 7:ケース本体にDVDドライブとハードオフで210円で買ったジャンク品のドライブを取りつけます。 8:またまたケース本体に250GBのHDDを取り付け。シリアルATA2っちゅう最新の接続方式で速いらしい。 9:マザーボードに各種電源やUSB、ストレージのコネクタを差しこみます。 10:本体にマザーボードを固定します。だいぶ形になってきたぞ。 中はコードだらけだあ。 11:とりあえずケースの蓋は取り付けないで動作チェックしましょう。キーボードとマウス、19インチワイドのディスプレイを接続し電源ON!!おおっ、無事に立ちあがったぞ! ここで210円のドライブの正体が判明。なんとただのCD-ROMドライブだった!2006年製なのにただのCD-ROM 12:DVDドライブにOSのディスクを入れます。最新のOS、Windows Vista Home Premium をインストール。 13:ケースに蓋を取りつけて完成! 総アルミ製のケース。青いイルミネーション付きで渋い! インテル入ってるのステッカーもきれいに貼ってます。 まだケースに蓋をしていない状態。 ケースの巨大さが分かるだろうか? 19インチワイド液晶がカッコイイ。 部屋の端にセッティング。上にあるのは14インチTV。 なかなかいいまとまりだね 【所感】 思っていたより全然簡単そうだった。マザーボードの説明書が日本語だったのも良かったのかも。少しばかりの知識があれば誰でも作れそう。 好きなパーツを自分で選んで、必要なスペックを揃えることが出来るのが良い。10万円台中盤でCore2Duo搭載のWindows Vista搭載のPCが手に入れるのは市販モデルでは出来ないかも。 【自作PCって安いの?って疑問を持っている人へ】 答えは・・・YESでもあるしNOでもあります。 欲しいパーツをどんどん選んだらハイスペックなPCが出来あがります。でもそれなりのコストが掛かります。今回のキャロル君みたいに、自分のPCの使い道を客観的に判断すればそこそこの値段でこのスペックが手に入ります。性能を落とせばもっと安く組むことも可能です。 今回のPCは10万円台中盤で出来あがってますが、同価格帯の一般の市販モデルより優位な点は 1:CPUの性能 2:メインメモリーの容量 3:HDD容量 ってなところかな。同価格の市販モデルよりかなり速いはず。 【それじゃあやっぱり自作のほうが良いじゃんって思う方へ】 でもそうとも言えない点も。 1:ワードやエクセルが入っていない。 2:ディスプレイのクオリティは高くない。 3:TVチューナーは入っていない。 4:ゴツイ! 5:おまけソフトはもちろん無し。 どういうことかというと 1:買ったら4万円ぐらい掛かります。 2:19インチワイドとはいえ、安いモデルなので見る角度によって色合いがかなり変わります。正面から見る分は不満は無いけど。はやりの表面に光沢があるタイプではないです。 3:地デジ対応ボードが必要。1万円くらいかな? 4:キャロル君のケースはとってもカッコイイけどちとゴツイ・・・。アメリカンサイズ。 5:ジャパ○ットタ○タでは必ず自慢する筆まめ、筆王、筆ぐるめ!もちろん一切無し!ある意味邪魔なソフトが無くて良いかも。 たとえば上記の(4、5は別にして)ものを揃えようとしたら、同価格帯の市販モデルと価格差はだいぶ縮まります。 【結論】 市販モデルみたいに余計な機能はいらない!って言う人、PCを買い換えずにグレードアップしたい!って言う人、物作りが好き!って言う人には自作パソコンはお勧め。 特に性能に不満が出て来たりしたらグレードアップが出来るのは魅力かも。 でも・・・ 自分で作る自信が無い、メーカー保証が欲しい、省スペース良い、っていう人には市販モデルが無難かと。 やっぱり自作パソコンは趣味の世界かなあ 超絶高性能PCを作ってみたいなあ。PCの技術革新は早いけど・・・

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