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FAM.  FREJ  OF STOCKHOLM

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Freja

Freja

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2010年04月17日
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カテゴリ:旅行
アイスランドの火山噴火の影響を受けて、昨日からスェーデンの空港は閉鎖となっている。

ラトビアに出稼ぎに出ていたダンナは根性で船で帰宅(さもなきゃ週末は楽が出来ると思っていたのに)。 

日曜から卒業前のクラス旅行でプラハに行く予定だった長男は、フライトがキャンセルとなったことを知り、ついでにその間の授業も平常どおり、と知らされダブルパンチを受けた。


北京のハナシに戻るが、私のトレーニング仲間にコピーショップを経営している人がいる。 コピーショップと言っても真面目なデジタル印刷屋だ。

北京で観光に飽きた(何を見たのやらさっぱり覚えていないが)ので、誰かに薦められたパールセンター、という所に行った。

着いてから知ったが、ここは最上階以外はコピー製品(偽物)のデパートである。 こんなに堂々と高級デパート風な建物ででコピーを販売している所は他に見たことがない。 さすがに中国である。
店中ブランド品で埋め尽くされていて、売り子は多くが英語の出来る若い女の子達だ。

偽物も本物もブランド品にはあまり興味の無い長男と私は全く気が乗らないが、偽物のみに興味のあるドけちなダンナと本来ショッピング好きなマテリアリストの次男はさっさとフロアの中に入ってゆく。

だが、店員達は妙齢の長男と日本人風の私ばっかり狙うのだ。

店員1「ハロー、ガールフレンドはいるの?」 これは長男へ

店員2「ヴィトンの財布はどう? プラダもあるよ」 これは私向けだろう。

この繰り返しを100回位重ねられてげっそり。 この手の店はどこに言っても苦手である。

そんな私達を横目に、交渉好きのダンナは若い女の子たちに相手にされるのがよほどうれしいのか、買う気もないのにやたら値切り始める。 ついでに次男は急に財布が必要だ、などと言いはじめる。

アルマーニやらプラダなどいろいろな財布(注:マークは違うが形も色も皆そっくり)をダンナと次男で眺めている間、長男と私は店員達の攻撃をかわす為、苦肉の返答を重ねる。

一番効き目があったのは

「無地のTシャツはありませんか?」

「Made in Chinaの財布はないの?」

「なんだ、ないのか。 じゃあ中国共産党の帽子は?」



プロレタリア青年風に凝っている(のかどうかは定かではないが、ボロばかりまとっている)長男は最後の最後にホテルの近くで 使い古しの共産党の帽子とリュック(星のバッチがついたカーキ色)を見つけ喜んだが、ホテルの入り口にはこんな看板が。

「フォーマルな服装じゃないとダメ」

宿泊客でフォーマルな格好をしてた人はついに見かけなかったけど。





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Last updated  2010年04月17日 17時18分38秒
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