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カテゴリ:スェーデンの冬
やはりこの冬はヨーロッパは記録的な極寒になる、というのはホントウなのだろうか。 去年の寒さは12月の半ば頃から本格的になった記憶がある。 なぜ覚えているかと言うと、コペンハーゲンの地球温暖化会議の頃に、そんな会議なんか必要ない!と思い始め、オスロでノーベル平和賞を受賞したオバマさんが王室との記念昼食会を蹴ってこの会議に駆けつけたからだ。 ノーベル賞の授賞式はストックホルムは毎年12月の10日だ。 オスロは平和賞だけだからよく覚えてないけど、その前後に違いない。 これが2,3年経ってしまうと、天気のことは勿論、どこに旅行をしたかとか、何を食べたか、などという大事な事をすっかり忘れてしまうのでブログを始めたが、 今日は金曜で頭も体も疲れきっているので、何を書こうと思ったのかも忘れてしまった。 そうそう、ラムステーキだ。 ラムはスェーデンのゴットランド島でもたくさん飼育されているが、 安い輸入品の上得意客のFrejaは良くニュージーランド産の骨付き2-3kgの冷凍塊を買う。 解凍するのに一日半位かかる。 食べる予定の晩には家族の誰も外出を許されない。 いろんな香草、マスタード、パン粉、なんかをまぶした見ごたえのあるずっしりとした一品だが、調理はオーブンにまかせてある。 せっかくいろいろな香草を使ってあるのに、なぜかうちではその上にどっととんかつソースをかけて食べるのが好きだ。 だから今度は値段の高い香草の代わりに、古くなった緑茶でも使ってみようかと思っている。 田舎に住んでいるダンナの姉夫婦には息子マティンがいるが、彼がまだカワイイ子供だった頃ラムを飼育していた事がある。 白と黒の数匹で、マティンは毎日くりくりの毛の赤ん坊のラム達を腕に抱えて哺乳瓶でミルクを与えていた。 数週間後、あまりのほほえましさに、両親はそんな光景の写真を撮ってからマティンに言った。 「今晩はラムのステーキだよ。」 義理の兄はラムを取り上げて、隣の領地に連れて行って猟銃でバン! マティンはその時の怒りと悲しみがまだ忘れられないのか未だにラムを食べない。 が、その翌年ラムの代わりに豚を飼育したときはクリスマスにハムになって出てきてもけろっとして食べていた。 人(?)種差別か、それとも彼は一年経って大人になったのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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