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カテゴリ:スェーデンの冬
日本食料品店に唯一あった中濃ソースを家族にはそれと告げずに出していた。 思ったとおり、グルメのFREJA家では誰も違いに気が付かない。 ところがある晩食事中に長男がじっとボトルを見つめてつぶやいた。 「ママ、このボトルにはとんかつ、って書いてないよ」 おおっと! 長男はまだ幼児の時にならったひらがなを覚えていたのか! 「そこには漢字でとんかつって書いてあるんだよ。」 とごまかし、長男は納得。 この味音痴は一体どこから来たのだろう。 (次男は豚、牛肉の区別が付かない事が時々ある。私からの遺伝ではない。まずい学校給食のせいかもしれない) 。。。。。。 明日はノーベル賞授賞式で最近はFreja は大忙しだ。 その上トレーニングが全くできず、ストレス解消もできない というのはレントゲンの結果、骨がまだくっ付いていない事が分かったからだ 最後の医者にはトレーニング全くストップ、年末まで待て、と言われますます不信感を抱き始めたFREJAは自分でレントゲン写真とレントゲン医師のカルテを取り寄せた。 スェーデンの医療は切り詰められるところまで切り詰めた効率優先のシステムなので、救急以外は最初から専門医には行けず、地区診療所の医師にかかる。 レントゲンは医師からの依頼を受けた専門のクリニックに行って撮り、レントゲン医師が診療所の医師に結果を告げ、診療医がそこで整形外科医に電話をして支持を仰ぐ。 なんちゅう面倒なシステムだ! 少ない専門医への殺到を防ぐ為だが、毎回会う医師が違うので、フォローアップに問題があったか、どこかにヤブ医者が潜んでいたのかもしれない。 なんてったってまだ専門医(整形外科医)には会っていない。 それでも骨折患者の10%位は骨の形成に問題があるので、今までは大人しくしていたが、なんとなく話のツジツマが合わないような気がした とにかく医師の指示通りに底の厚い平らな靴(げっつ、こんなの欲しくなかったのに!)を1万5千円はたいて買い、 今まで撮った三回分の写真をみると、治癒していないどころか全く骨がくっつきかけてる形跡も無い!! 三回分、全く同じような写真でカルスという新しい骨の元も全然見当たらない!! って事は折れたままの骨でフィジオでリハビリしていた事になる、そしてバーベルトレーニングや自転車こぎに行っていた事になる だって医者の一人がフィジオにかいた依頼状には良好に治癒中、って書いたあったんだから レントゲン医師もカルスについては一言も述べていない。 ただ全然治っていない、としか診断書には書いていない。 このヤブ医者達にかかっていては治らないどころか足をダメにされる、と感じたFREJA はどんな手段を使っても整形外科医にかかることにした 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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