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カテゴリ:スェーデンの冬
セフセンで親戚とクリスマスを過ごすのは5回目だが、こんな暖冬は初めてである。 気温がマイナスにならない! 12月末のスカンジナビアのスキー場とはとても思えない。 雪がほとんど無い! それに湖に張った氷が薄いと氷の上を歩けず、親戚のクリスマス恒例の氷を割っての水浴が困難になるではないか。 仕方なく今年は桟橋の下の氷を割った。 厚さは10cm位しかなかったので、氷に乗っての作業は命がけである。 いつもは氷を割るのに、のこぎりや斧で3時間くらい汗だくになるが、ことしは30分で出来上がり。 美しい仕上がりだが、水はやっぱり冷たそう。 飛び込み禁止の標識がミソである。 桟橋からの水浴なので、親戚は順番にすばやく飛び込む。 いつもの様にぐずぐずする者もいなくて、裸で順番待ちをする必要も無い。 長男は初参加。 もちろん頭までつかる。 手が凍えてシャッターがうまく切れない。 だから写真は皆手ぶれである。 常連の次男は風邪の為今年はパスである。 余裕のある者は詩の朗読まで。 9歳のクララは今年で二度目の参加だ。 ルーキーは2歳のイルマだ。 見ているうちに自分もやりたいとごねだしたので、足だけ浸かった。 水浴の後はサウナでビールとアクアビット、というのがFreja一族のクリスマスのしきたりである。 寒すぎて氷が水底まで張り穴を開けられなかった数年前のクリスマスは、バイキング一族の華やかな歴史上の大きなバッテンとなっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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