新米ママの子育て日記 in CANADA

2008/05/23(金)05:51

ファミリードクター

カナダの医療(14)

こちらでママ友になったMさん。 以前話題にしたように、 このたびご主人の急な帰任で 5月中に日本に帰国されることになりました。 Mさん一家の代わりに、ひょっとしてうまく面倒みてもらえないかと、 ダメモトで、Mさんのファミリードクターを教えてもらいました。 もちろん、迷惑をかけるのはイヤなので、Mさんのお名前を出さず、 とりあえず電話をかけてみようと思ったのです。 電話をかけてもFAXにつながってしまう… こうなったら突撃しかない! 思い立ったら吉日と、Dr H のオフィスに出向いてみました。 さて、到着。 でも待っても待っても受付の方がいない。 はて? そうこうしているうちに、60年配と思われる大柄な男性が、 にこやかに出迎えてくれました。 「あーゆードクターH?」 とぶしつけにも聞いてみたら、やっぱりそうらしい。 新患を受け付けているか、と聞くと、 答えは!? NO~~~(天才クイズ風に、あ、年齢ばれる) あ~そうですか~そうですか~そうですか~ と残念そうにしていたら、私のことをじっと見つめ、 「あなたは MかOの知り合いか?」 とおっしゃる。 「へいへい、まさしくそのとおり、MさんもOさんも両方知ってます!」 と張り切って答えたら、一変、オフィスの中に入れてもらえました。 つまり、 交渉成立 ドクターHは内科、婦人科、小児科医が専門らしく、 私たちファミリーにはぴったりの願ってもない幸運! 受付の方は体調不良でお休みらしく、 不慣れな感じで自ら申込書をコピーしてくださいました。 丁寧に丁寧に3人分書いてすぐに提出しました。 医師不足でカナダ人ですら新しく医者を探せない人もいるなか、 どうやらわれわれはドクターを見つけることができました。 ホント、人のつながりってありがたい。 自力で探すにも、どこにどんな先生がいて、誰が受付可能なのか、 まったく不明だったのです。 ドクターも日本人に慣れていらっしゃるようで、 とってもゆっくり、丁寧にお話してくださいました。 MさんやOさんの言うとおり、とってもよさそうなドクターです。 ノスケには以前に7月から受付可能なドクターに申し込みをしておいたけど、 そちらはキャンセルするつもり。 一家そろって同じドクターにかかったほうがよさそうだから。 Walk-in Clinic で十分という人もいて、私もそうかも、って思っていましたが、 ドクターがいる、っていう安心感があるような… 専業主婦ながら、ひとつ大きな業務をこなしたような、 達成感に包まれた自己満足な私でした。 私たちが帰国する際は、ドクターも引き続き面倒みてもらえるといいな。 ドラさんの会社のほかの日本人のファミリーを面倒見てくれそうな ドクターはいないか、と、OさんやMさんからまた情報をもらおう。 ノスケは2週間後、日本での予防接種などが確実にされているか、 情報をインプットするためにドクターの診察を受けます。 今度は泣かないでおくれよ。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る