ウルシ染め・データの確立へ
匠展示会の後、2日連続でウルシ染め講習会を行った。匠展のプレゼンから連続のイベントでもあり染める木綿布の枚数も多くタイトなスケジュールだったが、なんとかウルシのレンガ色を染めきった。上は乾燥したバンダナとハンカチ、下は濡れた状態のバンダナ2日間とも草木染め経験者がウルシを染めた。感想は「木綿布にこんな色が染まる!」「ピンクも染まる!」という声が出る。タンパク地入れや濃い染め処理もしない、無地の綿ローンバンダナは、基本、非常に染まりにくい。ウルシ液は、どこの施設の水道水でも、木綿布にレンガ色からピンク色が、ちゃんと染まるのが嬉しい!(笑)多くの植物は木綿に染まりにくい。染まっても濃くならないから面白くない。ウルシ液は普通に染めて媒染して普通に洗って乾かすとレンガ色になる。しっかり染めると木綿でも耐光堅牢度は3級になる。希望に応じてピンク色にも染めるが、これは鮮やかな色にするほど耐性が低下する。だいたい木綿布の草木染は色褪せるのが普通で、ウルシ染のレンガ色は普通より良い(^^抽出の漆チップの量を増やしたり減らしたり、煮出す液量を変える。布の重さに対する染め液量を変えて、染め上がりの色の安定を探す。濃くも薄くも出来るが、だいたい画像の色くらいが適度なバランスかなと思う・・・今のところ(^^ゞ適正な液量を決めて染めた布を持って、また試験を受けに行く・・・私は受験生か(笑▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール