コガネバナの移植
快晴の日、今日は終日コガネバナの移植。黄色を染める植物染料の代表的なものにコガネバナがある。絹によく染まり耐光堅牢度も3級以上の結果が出る。木綿・麻には染まらないので、それはウルシに委ねるとして、この2種類の植物は非常に重要な天然染料として重宝している。コガネバナはシベリアや中国北部が原産ということだが、能登でも普通に畑で栽培できる。大きな根は2年くらい育てたもの株を掘り起こして根を切り分けるこの畑の場所は風が強いのと、茎が長く伸びて倒れるので肥料の袋で風よけ実は、ここだけの話(笑)・・・コガネバナの根の乾燥品は染料店にも販売されているが、ここ数年のうちに根の形がなくなり粉が多くなってきている。以前は根を細かく切ったものが販売されていた。理由はよく分からないので深堀りはしないけど・・・個人的な感想では、染めた黄色の彩度が落ちた気がして、私は彩度を求める場合は自家製の根の乾燥品を使っている。藍との染め重ねで深緑、アカネとの染め重ねで耐光堅牢度の良い明るいオレンジ色が可能。ハーブ名はバイカルスカルカップ、漢方でも黄金(オウゴン)といわれ販売されている。普通に育てやすいので、畑のある人には栽培をオススメ(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール