春は4月、ヨモギ染めの緑色
4月のうちにヨモギを1度染めておきたかった。ヨモギの緑色を染めなくては、春の草木染めが始まらないような気がする(笑)1994年~95年にデータを残しているが、あまり詳しい記述が無いので、あらたな抽出と染めのデータ作成を考えた。ヨモギの生葉はふんだんにあるので800g使用、以下詳細。水道水にPh9炭酸カリウム液 5ℓ ヨモギ生葉800g 80℃以上で20分抽出これを4回、各回の抽出液4ℓ使用→㏗9液にして 媒染は酢酸銅を絹布の重さの15% 木綿布の重さの30% 媒染時間20分は常温 抽出液は㏗7で染色を行った。①先媒染20分→②染め液は㏗7液4ℓ 常温から加熱80℃以上40分以上浸染→③①液を使用媒染20分→④②液を4ℓに調整 常温から加熱80℃以上40分以上浸染→⑤①液使用媒染20分→⑥繊維用中性洗剤で洗い室内乾燥右から1回目抽出液~4回目 絹布 浜ちりめん右から1回目抽出液~4回目 上:絹布 浜ちりめん 下:木綿ローン60番ハンカチ1994~1995年のデータと比べてみた・・・若い頃のデータの採取が甘緩い(笑)今回ヨモギの葉の量が多かったので、しっかりした緑色が染まって5回目も抽出しなかったことを悔やんだ(笑)たぶん、これまで染めたヨモギで最も緑色らしい染め色になったと思う。田舎暮らしの人は里山へ出かけ、ヨモギをふんだんに使って染めを行うと楽しい~♪ 耐光堅牢度は調べてないので、販売していません。自然の植物の、お楽しみの染めにしてください(^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール