佐渡へ
4月7日(火)突然、佐渡島へ行くことになった。石川県鳳珠郡穴水町前波集落に一本木の浜があり、浜辺を西へ歩くこと10分、太夫の森へと続いている。そこには江戸時代に諸橋権之進という能楽師が暮らしていたという小さな社がある。祠に近い大きさか、その中央の壁面に扉があり《あわぶきの翁の面》※が納められていたという。※史記には《潮ふきの尉面》と書いてある。私たちは、ただそこに友人所有の畑があり、傍には小さな用水路が流れていたからアカネを4年間栽培していた。1月、能登半島地震の復興記念のお祀りに能登へ著名な能楽師が訪問され、その折に鼓の紐をアカネで染める人がいないと知った埼玉の友人が、能登に染める人がいると言った。能楽師は我が家を訪ねて鼓調べ(鼓紐)を出し、栽培したアカネで試しに染めて欲しいと言われ実験で染めたところ、気に入ってもらえたようで追加を染めた江戸時代に諸橋村にいた能楽師が暮らしたという太夫の森への階段その森の前の畑で4年間栽培していた根を掘って染めた色そしてまた、偶然にも5年程前に、友人から諸橋権之進の絵本を描いて欲しいと依頼された資料が、私の仕事場の奥に眠ったままになっていた。能のことを知らないままでは絵本は描けないから、この物語を描くのは無理かもしれないと思っていた。能楽師から4月8日に佐渡で、能の大きなイベントがあるというメッセージが届いた。これは、行かねばならぬ!と茜の根に縛られたように引っ張られるようにして4月7日に出発。直江津から車ごとフェリーに乗り込み荒れた日本海を上下左右に揺れた船が佐渡の小木港を目指した。1434年、世阿弥が佐渡島へ流された5月の日本海も、こんな風に波が荒れていたのだろうかフェリーに乗った長い時間、鉛色の濃く、深い海、乱れ飛ぶ白い波頭。揺れるがままの私は、ただずっと船体を打ち付ける波しぶきを見つめていた・・・60年前の私は、漁師の父の繰る小さな漁船に乗って波に揺られるままに、海と星空を観るのが好きだった (^^ゞ・・・以下次回ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●草木染め・Yukiの手絞り 羽根っこ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール