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能登の手染め日記

能登の手染め日記

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Feb 20, 2008
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カテゴリ:染色
麻の帯というと、夏物というイメージ。

以前に個人の依頼で能登上布の生成り麻帯にカトレアの花を描いたことがあったが、昨日、その知人から電話で、
「この前の詩吟の会で着ていたのが良かった」と連絡をいただいた(^^

080220カトレア.jpg

私自身の中に麻帯は夏物という概念があって、カトレアの花の注文があったときに、「え?夏帯に冬の花?まぁ、ご希望ですから(※)」などと思いながら描いたのだった(^^ゞ

しかし、昨日電話を貰ったときから考えが一変した(笑
一般的な夏もの上布の生地は非情に薄く涼感があるが、生成りの麻布はガサガサして分厚い。色も生成り(ベージュ色)で繊維も太い。むしろ夏に着ると涼しい感じではないかもしれない。

そして夏帯だと描く模様も限定されしまうが、通年着ることができる生地だと思えば季節を問わずに色々な模様を染め描くことができる。

私の中で既成概念の枠のひとつが取り除かれた(^^
自由な発想をしているつもりでも・・・いやぁ、歳をとると頭が固い(笑

追記 

(※)ここではカトレアを冬の花と断定した書き方をしているが、描いた花が冬に咲く種であり、季節ごとに花の咲く品種があるという。






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Last updated  Feb 20, 2008 10:44:34 PM
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