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能登の手染め日記

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Dec 1, 2018
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カテゴリ:絵・美術について
盛岡の漆サミットの帰りには新幹線で東京へ来たので一泊増やして、上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」と東京都美術館「ムンク展」を続けて観てきた。どちらも人の多いこと!人の少ない過疎の地に暮らす老人には、長い長い行列の人々に付いて行くだけで疲れてしまう!

フェルメールの『牛乳を注ぐ女』原寸は45.5×41cmの小さな絵が美術館の壁面に拡大されている。緻密な表現の小さな絵は数十倍に拡大されても美しくある。今は大人気のフェルメールだが、貧しい暮らしの中、43歳で借金を残して亡くなったという。

ヨハネス・フェルメール。1632年~1675年に43歳で没する。オランダに生まれ21歳から画家として活動を始めたが画商や宿屋の主などの仕事もしており、残っている絵は30数点と言われるほど非常に少ない。牛乳を注ぐや手紙を書く女性など人々の日常を題材とする小さな画面、静かで室内に淡い光の射している絵が多い。

一方、エドヴァルド・ムンク、1863年~1944年1月(80歳)ノルウェー 。不安な時代と自身の病気などもあり、苦悩を表現した絵が多い。絵は比較的若い頃から評価され、大きな富と名誉を手に入れ80歳で亡くなった。

・・・二人を比べる意味は無いが、これは逆の境遇ではないかと疑うほどのイメージだった。生きた時代背景と国家の状況と個人の境遇とは、不可思議な巡りあわせなのかもしれない。

予約のチケットの関係で「フェルメール展」を観てから「ムンク展」を観たが、部屋中に展示されたムンクのうねって揺れるラインの画像に囲まれて、最後は私の意識がグラグラ揺れてきた~。

帰りの飛行機も揺れたし、盛岡の疲れも蓄積し、ふらふら、ヨタヨタして帰宅した今年最後の研修旅行だった(^^;

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Last updated  Dec 1, 2018 02:16:49 PM
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