2019年の夏《藍の生葉染め》
丸葉と長葉を収穫し、先ずは藍の葉をミキサーに掛けて細かくする。
布漉しをして生葉の藍染液をつくる
染色用の絹糸は生葉にも泥藍にも良く染まる
こういう実験のときは私も参加(笑)画像下の部分は濡れた状態
上が乾燥した感じ 木綿ハンカチ(左)絹ストール(中が丸葉、右が長葉) 《丸葉と長葉の比較》染液を作る段階では長葉のほうが葉脈の筋が太く、丸葉のほうが液を作りやすい。今回の一例では丸葉のほうがターコイズブルー気味で、長葉は空色から薄い藍色に近かった。
今年の夏は雨が降らなかったので、水遣り次第で育ちが異なる。葉の育ちは長葉のほうが良く濃い緑葉で、丸葉は小さめで葉の色も薄かった。2,3日前に雨が降って少し勢いが良くなったけれど、生葉染には良い状態とはいえなかった。なので結論は断定せずに、また来年比較したい(^^
絹に明るいブルーを染めるには、晴れた日に手際よく作業をする。木綿を染めるには、液にソーダ灰を入れてPH11、ハイドロを加えて攪拌し30分から1時間置いてから染める。泥藍ほど濃くは染まらないが、手軽に藍染めを楽しむには十分な濃さだと思う(^^
私の知る範囲の藍染めは、PH11のとき最も効果的な発色をする・・・詳しい理論は質問しないように(笑 | |