能登の手染め日記

2019/09/18(水)09:03

福島県産のウルシを染める(Ⅱ)

染色(879)

今回は福島産のウルシをアルカリ抽出と酸性抽出の2通りの染料を作って試験染め。 ウルシ液はアルカリ抽出も酸性抽出も、木綿にも絹にも良く染まる。これまでに能登産、丹波産、盛岡産、茨城産などの実験を行ったが、同じような染色結果になっている。 心材の美しい黄色の部分のみ使用。乾燥チップ各250gを5ℓの水道水に入れ加熱、沸騰させて30分、約4ℓの液を4回。両方とも、それぞれ合計約16ℓ抽出した。 左PH9アルカリ抽出、右PH4酸性(沸騰の泡が出る程度で30分)抽出 媒染は常温で20分。染めは常温から布を入れ加熱し沸騰させて30分。 絹染色データ:左:アルカリ抽出、右:酸性抽出。両方とも酢酸アルミ媒染媒染と染を交互に合計4回繰り返す。幹の心材の黄色が美しいチップだったので、美しい黄色と金茶色が染まっている(^^▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour  ひろろdecさん ●紅の水絵日記  M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記  MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung  kamoppieさん ●考え事ほか  vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会  hanami73さん ●今日の空  つるまる5さん ●Que sera sera  五右衛門0563さん ●染工房えむ  koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記  幸達さん ●てんてん日記  もえぎさん 染色の専門サイト ★能登の手へのメール  

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