今年もナレズシを漬け込む季節がやってきた。以前は夏祭りに合わせて日にちを逆算して漬けていたが、コロナ禍で座敷も無いようだから、去年からはアジの大きさがちょうど良い時に漬けることにした。
山椒の若葉も小さめで柔らかくて、雨が上がって瑞々しい緑色だ。家の坂道に立って枝先を見上げるとポツリと滴が落ちてきた。高枝ハサミで切り落とし、小枝から切り離すだけで香りがふんわりと漂ってくる。
一夜塩漬けしたアジ、山椒の若葉、唐辛子、ご飯を用意
ご飯を一段に敷いて唐辛子を蒔く
山椒を均一に重ねて
アジを揃えて並べていく
その上にご飯を均一に被せることの繰り返し
御飯の発酵だけでつくるナレズシは、我が家のソウルフードともいえる。それぞれの家で少しずつ作り方も違うのかもしれない。
いつかは消えていく家庭の味だろうけど、これを食べられる間は作り方も楽しむことにしている(^^
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