お盆の休日を利用して、藍染め特別講習を行った。奥能登の我が家の周辺の雨は1時間数ミリ程度で親子2名様、予定通りの内容を4時間ほどかけて体験してもらった。特別講習というのは、ご希望に沿って何でもありという講習のことで、絹布に藍の生葉染めと木綿布の藍染めに他色の重ね染め。同じ藍染めでも手順が異なって、混乱しやすいので順番に行った。
あいにくの雨の日ではあったが、丸葉の藍を採ってきてミキサーにかけて細断。絹ストール2枚に染めて、生地による発色の違いを比較する。
絹ストールの生葉染め

鮮やかな色を染めるには生葉を手際よくミキサーにかける

質問と説明と雑談?

で、藍染めの木綿布にウルシの染め重ねで深い緑色

木綿に黄色が良く染まるウルシの堅牢度が良いので好都合 藍の生葉染めなどは、薬品も不要で鮮やかな色が染まるし人気がある。少し染色の知識や経験があると木綿にも染められるようになる。絞りのパターンを何種類か覚えると、教えているほうも見ていて楽しいと、私も思う。
しかし、老人は、だんだん自分が教えるのがしんどくなるので、他の人にポイントを教えて引退するのが正しいと思う(笑)老人の政治家も、老害になる前に、大事なことを教えて現役を引退するのが正しいと思うこの頃だ(^^

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