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能登の手染め日記

Oct 22, 2021
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カテゴリ:染色
何をいまさら?のタマネギの染め方。タマネギの外皮の染め方は草木染めの入門編のようなもので、小中学生の講習や一般の基本的な染めの説明に使われる。私も色々な所で行っているが、時々おなじような質問をされる(^^ 

タマネギの皮で染めた黄色が色あせしやすいと言われる、しかしタマネギの色は堅牢度が良い、と話す人もいる。どっち?と、問われるたびに私は《どっちも正解》と言うことにしている(笑)

過去には煮だし20分加熱×2回、2回の液を混合して使っていた。①:20分の染め→②:アルミ媒染20分→③:①の残液を20分染める、という染め方を行うと耐光堅牢度は3級未満で、確実に色あせする。

工房の最近の染め方では、水道水㏗7程度を使用
煮だし60分加熱×2回 2回の液を混合して使う(2回目の皮は溶けるが、60分煮続ける)

絹 左:アルミ媒染 中:銅媒染 右:鉄媒染 先媒染+染めの4工程


綿 左:アルミ媒染 中:銅媒染 右:鉄媒染 先媒染+染めの4工程


綿 左:アルミ媒染 中:銅媒染 右:鉄媒染 先媒染+染めの4工程∔後媒染で5工程

水道水㏗7程度を使用した染め方で、アルミ、銅、鉄の3種類の媒染全て、耐光堅牢度3級以上の成績が出た。

①:常温から加熱80℃で60分の染め→②:アルミ媒染30分以上→③:①の液を常温から加熱80℃で60分の染め→④:②の媒染液30分以上
煮詰まったら抽出液(ない場合は水)を加える。媒染で終わったほうが黄色味が染まる。


美しく汚れの無い皮を選んで染めると、(中央)鮮やかな黄色が染まる

自然の色も化学の色も耐光堅牢度試験が3級以上であっても、色あせしないという保証はない。草木染めは、色々な人が状況に応じて染めるもの・・・去年の染め方と、すぐに変わる・・・経験と知識と実験の工夫を行うのが楽しい日々(^^


ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。

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Last updated  Oct 22, 2021 06:47:52 PM
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